今すぐ英語の発音をネイティブに近づける5つのポイント

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こんにちは!

「話せる英語を身につけるブログ」mioです。

英語を学ぶ上で誰もが「発音」と言う壁にぶつかると思います。

あの流れるような英語の発音を身に付けたくて、英語を勉強し始めた、という人も多いのではないでしょうか。

ありがたいことに、私はよくネイティブの方から「日本語訛りがほとんどない」と言われます。

(mioの英語は下の動画より聞いていただけます。)

※ 音が出ますので注意してください。

つまり、皆さんがイメージする「ネイティブの英語」に、普通の日本人よりは近い発音で話せていると思います。

しかし、私は帰国子女でもなければ、特別な家庭環境や学校に通っていたわけでもなく、21歳にして英語を本気で勉強し始める前は「日本人特有のカタカナ英語」しか話せませんでした。

ではどのようにして発音を身につけたのでしょうか?

当時の私は、ネイティブの話し方に近づきたくて、彼らの話し方を分析しているうちに、いくつかの規則性を見つけました。

その規則に従い、しつこく練習することで、ネイティブに “Why is your English so good?” と言われるような英語の発音を習得したのです。

詳しくはこちらも参考に:帰国子女じゃなくてもネイティブにWhy is your English so good?と言わせる3つの方法

今回は、日本語訛りがほとんどないとネイティブに言われる私mioが実践した、発音をネイティブに近づけるための5つのポイントをご紹介します。

なお、この投稿では発音記号については扱いません。

例外はあるものの、発音記号を知らなくてもスペルで発音が区別できるパターンがほとんどですので、個人的には発音記号を学ぶことは二度手間かな、と思うからです。

スピード感を持って発音を学びたい方は、この投稿を参考にしてみてください。

しっかりと学びたい方は、その後さらに発音記号について調べてみると、より理解が深まるかもしれません。

その① スペルに従って正しく発音すること

発音には、一定のルールがあります。

いかに英語の発音が苦手な日本人でも、そのルールに従い、一つずつ正しい音を練習していけば、必ずネイティブに近い発音を身に付けることができます。

よく、このルール・規則性を無視して、耳で聞いただけの「それっぽい」発音を真似して話す日本人がいますが、残念ながら、これだと典型的な「カタカナ英語」になってしまいます。

このパターンの日本人はかなり多いです。

発音を上達させるためには、感覚だけでそれっぽく話そうとすることをまず正しましょう。

言語習得に長けている赤ちゃんや幼児なら話は別ですが、大人になってから日本人が耳コピだけでネイティブのような発音を身につけることは、まず不可能です。

英単語を「スペル」と「意味」の組み合わせで覚えるように、発音も「スペル」と「音」を組み合わせて一つずつ覚え、練習しましょう!

それでは、具体的なポイントに入って行きます。

その② RとLは舌の位置できまる。

RとL、よく日本人が苦手と言われる代表的な発音です。

代表的とは言われていますが、日本人が苦手な発音のうち、ほんの一つでしかありません。

他にも、よく言われていないだけで、多くの発音の間違いが日本人にはあるのですが(後述します)、このRとLは一番有名ですね。

私は発音を意識し始めてから、一番最初にRとLの違いをマスターしました。

RとLがそれっぽく発音できるだけで、ぐっとネイティブっぽくなるので、しっかりと抑えましょう!

RとLの使い分けのポイントは、「舌の位置」です。

まず、Rから。

Rを発音するときは、舌を口の中のどこにもつけません。

舌を口の中で宙に浮かせるイメージですね。

試しに、’ring’と発音してみてください。

はい、今、舌が口の中のどこかに当たりませんでしたか?

日本語っぽく「リング」と発音すると、バリバリに舌が口内に当たります。

舌を宙に浮かせたまま’Ring’を発音すると、「ぅりんぐ」みたいな音になると思います。

Rは、何故か日本語の発音でいうと「ら行」に当てられる風潮があるのですが、Rと「ら行」は全く別な音なので、R=「ら行」は今すぐに忘れましょう!

日本語の「ら」行の音は、全て口内に舌がついてしまうので、Rを「ら行」で発音してしまうと、誤った音になります。

だから苦手な日本人が多いのですね~。

‘ring’の他にも’right’や、’reach’ ’write’も’R’を使う代表的な単語です。

舌が口内につかないよう練習してみましょう!

では、Lはどうでしょう?

これは簡単です。これこそ「ら行」の発音です。

舌をつけないRに対して、Lはがっつり口内につけましょう。

具体的には、上の前歯の生え際あたりに舌の先をつけましょう。

これらを踏まえて、’release’と発音してみてください。

Rの所では舌をつけず、Lの所では舌をつけるように発音できましたか?

最初のうちは口の中で舌がこんがらがっちゃいますが、RとLとどちらも入っているので、いい練習になります。

RとLのポイント
‘R’・・・舌を口内につけない
‘L’・・・舌を上の前歯の付け根につける

私mioの動画コースで音声付きで発音を学ぶにはこちら:「発音マスター with mio」

オンラインレッスンを通じてmioから直接発音を学ぶにはこちら:「オンライン英会話レッスン talk with mio」

その③ SheとSee

これも日本人がよく混同してしまう発音です。

まず’she’ですが、’she’に関わらず’sh’が含まれる単語は全て同じ音です。

‘she’’sheet’’share’’shake’などです。

この’sh’の音は、日本語の「し」に近いですね。

人差し指を鼻につけて、「シーッ」と「静かに!」を意味するあの音に似ています。

舌の位置は口内の上の方にあります。

正しく発音できると、下唇の内側に空気が当たると思います。

うまくできない方は、’finish’と発音してみて、最後の’sh’の音に注目してください。その’sh’が正しい音です。

では、’see’はどうでしょうか?

他にもアルファベットの’C’、’sea’’sit’’seat’などの「シ」が同じ発音です。

カタカナで表すとどちらも「シ」と同じ文字で表されますが、

こっちは、’sh’の「シ」から、舌先の位置を上の前歯と下の前歯の間くらいに持ってきます。

日本語では「スィー」の音が近いです。

この二つの「シ」を使い分けないと、変な誤解が生まれる単語もあるので、正しい英語を話すために早めにマスターしておいたほうがいいです。

例えば ‘Please sit here.’(ここに座ってください)の’sit’を’sh’で発音してしまうと・・・なんとなく想像つきますよね。

(わからない人は’sit’の’s’を’sh’のスペルにして辞書を引いてください。)

''She'と'See'のシー
‘Sh’・・・静かに!「シーッ」の音。舌が口内の上部
‘See’・・・舌が上の前歯と下の前歯の間。「スィー」。

私mioの動画コースで音声付きで発音を学ぶにはこちら:「発音マスター with mio」

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その④ WhoのフーとFoodのフー

カタカナでは「フー」と同じような音とされがちですが、この二つのフーも発音を混同するとネイティブに意味が通じなくなる程大きく異なる音なのです。

私はこの発音の違いについて、ある程度英語がスラスラ口から出てくるようになった後も全く知らずに過ごしていて、ある時ネイティブの友達に指摘され初めて知ることになりました。

その時私が話していた英文は以下のような感じでした。

I saw my friend who is the only Japanese in my class at the station.

(駅で、クラスで唯一の日本人である友達を見た)

これを聞いた友達は、「?」という表情をしました。

正直その頃はもう簡単な会話は普通にネイティブと出来ていたので、どこが間違えたのかわからず戸惑っていると、

どうも’who’の発音が違ったみたいなのです。

それまで私はフーには一つしか音がないと思っていました。

それは、上の前歯で下唇を噛むように発音する「フー」です。

しかし友達が言うには、’who’は前歯をどこにも付けない発音が正しいとのことだったのです。

これを正しく発音すると、口笛を吹く時のような口の形になると思います。

’who’’Yahoo’’hood(洋服のフード)などが同じ発音です。

一方、前歯を下唇につけるフーは、’F’のフーです。

主に’f’がスペルに入っている単語ですね。’food’’future’’foot’ などなど。

'who'と'food'のフー
‘Who’・・・口笛のフー
‘Food’・・・上の前歯で下唇を噛むフー

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その⑤ StaffとStuffのア

この二つ、カタカナにするとどちらも「スタッフ」ですが、正しく発音すると全く意味の異なる単語になります。

Staffは、ある仕事を担う担当者、と言う意味ですね。カタカナの「スタッフ」と言う言葉は日本語でも良く使われます。

Stuffは、「詰める」「物事・内容」などなど、日本語でも使われるスタッフとは全く別な意味を持っています。

ネイティブはどのようにこの二つの単語を区別しているのでしょうか?

実は、’a’の音と、’u’の音で区別しています。

「スタッフ」の「タ」の母音です。

まず’Staff’から見て行きましょう。

‘a’が含まれる単語もたくさん色々ありますが、一例は’staff’’cat’’marry’’sad’などです。たくさんありすぎるのですが、多くの’a’が同じ音です。

発音のコツとしては、日本語で言うと丁度「ア」と「エ」の中間の音で、かつ少し長めに発音します。

(日本語がおかしいですね。。)

「スターフ」みたいなイメージです。

一方「詰める」「物事・内容」のStuffの「ア」は、短い「ア」に少しだけ「オ」を入れます。

カタカナで日本語風に「スタッフ」と発音すると、どちらかと言うとStuffのほうが音的には近いので、ネイティブと会話するときは’a’の音を意識しないと誤解が生まれそうです。

StaffとStuffのア
‘Staff’・・・「ア」と「エ」の中間で、長めに発音
‘Stuff’・・・短い「ア」に少しだけ「オ」

 

如何でしたでしょうか?

良く言われるRとL以外にも、気をつけるべき発音がたくさんありましたね。

発音の練習は、終わることはないと思います。私もまだまだ練習中です。

大事なのは、常にネイティブの発音を研究し、自分の発音を修正していくことです。

今日挙げた音以外でも、ネイティブ特有の音は無限にあるためです。

「でも、身近にネイティブがいないから参考にできない…」

という人は、都内で受けられる英会話カフェLanCulのような英会話カフェのサービスなどを使ってみましょう。

カフェでネイティブの友達と話しているようなスタイルで英語が学べるので、発音のことも気軽に聞くことができます。

都内に住んでいない、または通う時間がない方は、オンライン英会話のネイティブキャンプを利用して、自宅からでも英語を話す機会をバンバン得ましょう。

ネイティブキャンプはmioも受けていますが、コスパは最強だと思います。

発音が良くなるだけで、英語を話すのがとても楽しくなるので、一段階上の英語を目指して、頑張りましょう!

スピーキングの練習はこちらも参考に:【初心者編】英語スピーキングを上達させるための4つの練習方法

また、このブログの筆者でもある私mioは、動画でもみなさんの英語学習を応援しています。

まずは、

「こんな時、どんな英語で返せばいい??」

「教科書のどこにも参考になるフレーズが載っていない…泣」

と言う、私mio自身の苦い経験をヒントに製作した、

「実践英語」

のための動画シリーズをチェックしてみてください↓↓↓

思わず、「そうそう、こう言うフレーズを使いたかった!」

と、言いたくなるような英語を集めてみたので、興味があれば是非参考にしてくださいね!

このまま、mioの「話せる英語習得」に関するコツやヒントを学びたい人は、是非>>このブログの無料購読をどうぞ。

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それでは、お疲れ様でした!

2 件のコメント

    • ご質問ありがとうございます!返信が遅くなり申し訳ございません。
      「発音マスター with mio」の動画コース4500円は、一回きりのお支払いとなります。
      一度お支払頂いた後は、同じコースを何度視聴いただいても支払いは発生しません。
      その他ご質問がある場合は info@elearn-english.jp までお願いいたします^^

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