こんにちは!
「話せる英語を身につけるブログ」のmioです。
このブログを読んでくれていると言うことは、あなたは
“What do you say?”
と言う文章を
「あなたは何を言う?」
と、訳しましたね?
不可解な面持ちでこのブログをクリックしてくれたことでしょう。
では、この訳のどこに問題があるのでしょうか?
実は「あなたは何を言う?」は、直訳としては間違いではないのですが、
「あなたは何を言う?」
って、日常で使い道があるでしょうか…?
なさそうですよね。
“What did you say?”
「なんて言った?」
ならありそうですが。
しかし、”What do you say?”は、ネイティブの会話では頻出なんです。
と言うことは、「あなたは何を言う?」以外の使い方がありそうですね。
それはどんな使い方なのでしょうか?
シンプルで簡単な文章ですが、ネイティブが使う「正しい使い方」が分かっていれば、今日から英語を一段階レベルアップできます。
それでは、一緒に学んでいきましょう!
“What do you say?” で意思決定を催促
結論から話すと、”What do you say?”で「相手の意思決定を催促」することができます。
ん?なんだか難しそう?
そんなことはありません。
すごく簡単なので安心してください。
「相手の意思決定を催促する」とは、どう言うことでしょうか?
まずは日本語で考えてみましょう。
こんなシーンを想像してみてください。
A: ねぇ、私のPCもう使わないから買わない?ほとんど使ってないから新品みたいだよ!半額で!どう?
B: それお得だね。買おうかな。
このシーンでAが言っている「どう?」に注目してみましょう。
Aが「PCを買わないか?」とオファーしています。
色々お得情報を付け加えて、最後に「どう?」とBに聞いていますね。
この「どう?」は、たったの二文字ですが、実は
「こちらからのオファーに対して相手の意思決定を催促する」
と言う役割があるのです。
「具合どう?」
の「どう?」とは、全く意味が違いますね。
この「意思決定を催促する”どう?”」は、英語にもあります。
それが、
“What do you say?”
なのです。
では、上の例文を英語で見てみましょう。
A: Hey! Do you wanna buy my old PC? I haven’t really used it so it’s almost new. I’ll give it to you for half the price. What do you say?
B: That sounds like a great deal. I might wanna buy it.
※ dealの意味についてはこちらも参考に:えっそんな意味があったの?dealの意外な使い方
どうでしょう?
英語での「どう?」がイメージできましたか?
日本語では「どう?」の二文字で表現できることが、英語だと”What do you say?”と、少し長くなるのでちょっと意外ですが、
の構図を覚えておきましょう。
例文いろいろ
では、もう少し例文を見て使い方をマスターしましょう。
自分の日常でこんなシーンがあったら、誰に、どんな風に“What do you say?”を使うか、イメージしながら例文を読んでみましょう。
A: I’m throwing a party this weekend. Do you wanna come?
B: Well, I don’t know… It was a long week.
A: Come on, I need you there. I’ll come down to your apartment to pick you up. What do you say?
B: Ok ok. I’ll go.A: 今週末パーティー開くんだ。来ない?
B: うーん、どうかな。今週は長かったから。
A: お願いだよ、あなたに来て欲しいの!アパートまで迎えに行くからさ。どう?
B: Ok ok、行くよ。
A: Hey Nick! I really need to get to the station in 10 minutes. Can you give me a ride?
B: Now?? I was going to take a shower..
A: Please. I’ll buy you dinner tonight. What do you say?
B: Ok. Let me just grab my jacket.A: ねぇNick!10分後に絶対駅に着かないといけないの。車で送ってくれない?
B: 今?シャワー浴びるとこだったんだけど…。
A: お願い。今晩夕食おごるから。どう?
B: わかったよ、ジャケットだけ取りに行かせて。※ a ride: 車でどこかまで乗せて行ってあげること
A: I’m in the mood for curry tonight. What do you say?
B: Curry sounds great.A: 今夜はカレーの気分。どう?
B: カレーいいねぇ。
このように、日常のカジュアルなシーンでの応用が効きそうですよね。
また、“What do you say?”は、この一文がそのままお決まりのフレーズなので、時制など文法も気にせずに使えます。
如何でしたでしょうか?
日常にも出て来そうな、様々なシーンで”What do you say?”が使えそうだとわかりましたね。
知っている日本人は少ないので、実践の場で練習することで、一歩上のレベルの英語が身につきそうです。
是非、今日から使ってみましょう!
このブログを書いているmioです!
成人を過ぎてから英語を始めても、「話せるように」なりました。
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