「ポイント」だけじゃない! ‘point’ の本当の使い方

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こんにちは!

「話せる英語を身につけるブログ」のmioです。

今日の投稿は ‘point’ という単語についてです。

一見とても簡単で、初心者でも知っていそうな単語に思えますが、実はこの単語を使いこなせている日本人はそういません。

日本語でもカタカナで「ポイント」と言ったりしますが、ネイティブが使う英語の ’point’ とは意味も使い方もかなり異なる場合もあるため、必ずしも日本語のように ’point’ を使えばいいというわけではありません。

では、どのように ‘point’ を使えば、ネイティブ英語に近づけるのでしょうか?

今日のブログで ’point’ の本当の使い方を学べば、あなたの英語は必ずレベルアップします。

多くの日本人が知らない、ネイティブ表現だからこそ、意味があります。

それでは、一緒に学んでいきましょう!

‘point’ の基本

基本の意味としての ‘point’ は、皆さんの理解とそう遠くはありません。

基本的には、「点」「尖った先端」などの意味を持ちます。

また、動詞で使うときは「尖らせる」「指す」などの意味になります。

例えば「先の尖った靴」なら ‘pointed shoes’ と言いますし、

「人を指差すな」なら、さらに ’at’ を使って ”Don’t point at people.” と言います。

日本語でよく使うような「ポイントを貯める」や「ポイントカードを作る」も、”save up points” “make a point card” など、’point’ で表せます。

しかし、ネイティブがもっとよく使うのは、実は別な用法なんです。

「点」「尖った先」「ポイント」だけでは、絶対に考えもつかないような使い方をするんです。

早速見ていきましょう。

「意味」の ‘point’

‘point’ に「意味」という使い方があることをご存知ですか?

  • 「彼と話しても意味がない」
  • 「ここで待っていても意味がない」
  • 「法律を守る意味はなんですか?」

などという時に使う「意味」です。

最後の「法律を守る意味はなんですか?」では、「目的」とも言い換えられます。

web辞典にも、ちゃんとこの意味は載っています。

point 名詞
不可算名詞 [通例否定または疑問文で] (行為などの)目的,意味 〔in,of〕.
出典:weblio

‘point’ の後は、’of’ ‘in’ が使われます。

日本語でも使っている ‘point’ という単語に「意味」や「目的」という使い方があるとは、ちょっと意外ですよね。

しかし、ネイティブはこの使い方を多用するんです。

では具体的にどのように使うのか、英語の例文を見てみましょう。

 

“There is no point of talking to him.”
「彼と話しても意味がない」

 

“There is no point of waiting here.”
「ここで待っていても意味がない」

 

“What is the point of following the law?”
「法律を守る意味(目的)はなんですか?」

 

また、会話では以下のように使えます。

 

A: I don’t think I’ll live by myself. It’s too expensive.
B: I agree. I don’t see any point.

A: 一人暮らしはしないと思う。高すぎるよ。
B: 同意。意味ないよね。

 

A: Let’s get off here and walk to the next station.
B: What? Why? What’s the point??

A: ここで降りて次の駅まで歩こう。
B: え?なんで?なんの意味が?

 

基本的なフレーズとして、

  • There is no point of/in ~.
    (~する意味がない)
  • What is the point of/in ~?
    (~する意味/目的はなんですか?)
  • I don’t see any point.
    (意味を見出せない)

※ ネイティブによると、ofとinに明確な違いはないようです。

などがあります。

是非覚えておいて、英語を話す機会があれば使ってみましょう!

「言いたいこと」の ‘point’

続いて、「言いたいこと」という意味の ’point’ です。

これはどういう意味でしょうか?

日本語でいうと、以下のような文で使われる「言いたいこと」です。

  • 「とにかく言いたいことは、君を愛してるということだ」
  • 「私が言いたいことはそういうことじゃない」
  • 「何が言いたいの?」

こんな会話で使う「言いたいこと」を、’point’ で表すことができます。

また、文脈によっては「重要なこと」とも置き換えることができます。

先ほどの「意味/目的の ‘point’ 」同様、あまり使い慣れない用法なので、少し変な感じがしますね。

ちなみにweb辞典でみると、以下のように書かれています。

point 名詞
[the point主眼点論旨ポイント.
出典:weblio

難しい日本語が並んでいますが、「主眼点」とはつまり「重要なこと」、そして「論旨」とはつまり「自分の主張したい事」という意味なので、つまりは

「言いたいこと」

というカジュアルな表現で置き換えられそうですね。

では、具体的に英語ではどのように使えばいいのかを見ていきましょう。

 

“Anyway the point is that I love you.”
「とにかく言いたいこと/重要なことは、君を愛しているということだ」

 

“That’s not my point.”
「私が言いたいことはそういうことじゃない」

 

“What’s your point?”
「何が言いたいの?」

 

また、会話での使い方も学んでおきましょう。

 

A: My parents keep telling me to get married. I’m so sick of it.
B: Oh you don’t wanna get married?
A: No, that’s not my point. I mean that it’s my choice and not theirs.

A: 両親が結婚しろってうるさくて。うんざりだよ。
B: 独身でいたいの?
A: そういう事じゃなくて、決めるのは私であって彼らではないって事。

A: You know, I’m so busy with the project and I didn’t even have time for lunch today..
B: What’s your point?
A: I need your help putting together the quoter for our client.

A: ほら、私プロジェクトですごく忙しくて、今日ランチの時間も取れなくて・・・。
B: 何が言いたいの?
A: 見積り作るの手伝ってもらいたいの。

※ put together :〜(資料など)をまとめる、〜を作る
※ quote :見積

 

例文を読んでみると、これから自分でも使っていけそうなイメージができますね。

日常の様々なシーンで応用して使ってみましょう!

また、この「主眼点」、つまり「言いたいこと」を表す ‘point’ を使って、「確かに!」という表現をすることもできます。

‘point’ を使った「確かに!」についてはこちら:「確かに」は英語でなんと言う?3つのフレーズと使い分け

 

如何でしたでしょうか?

日本語でも使われていると、ついつい英語でも同じような使い方をしてしまったりしますが、ネイティブが本当によく使う用法を知っておくだけで英語はレベルアップします。

‘point’ の他にも、知っていたつもりでまだまだ奥が深い英単語はたくさんあります。

是非日頃の勉強にも取りれて見てください!

また、このブログの筆者でもある私mioは、動画でもみなさんの英語学習を応援しています。

まずは、

「こんな時、どんな英語で返せばいい??」

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と言う、私mio自身の苦い経験をヒントに製作した、

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と、言いたくなるような英語を集めてみたので、興味があれば是非参考にしてくださいね!

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それでは、お疲れ様でした!

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