こんにちは!
「話せる英語を身につけるブログ」のmioです。
英語が話せるようになりたいあなたにとって、
「どんな勉強法が一番効果的か…」
という疑問に対する答えは、とても気になりますよね。
しかし、多くの英語系インフルエンサーや講師が、
「一番効くのは〇〇!」
「〇〇さえやれば△ヶ月でペラペラ!」
と、異なる勉強法を発信しているため、どれを信じていいのかわからなくなってしまっている人も多いのでは。
今日の投稿では、
「大人になってから英語を勉強し直している」
「テストや資格の点数よりも、話せるかどうかを重視している」
「本気で英語を話せるようになりたい」
などなど、このブログのテーマでもある「話せる英語力」というキーワードに共感して頂いている読者さんにとって、私mioが考える最も効率的な勉強法を3つご紹介したいと思います。
私mioも成人してから英語を勉強し直し、その期間のほとんどを日本で過ごして「話せる英語力」を目指してきました。
私mioの勉強の成果はこちらで見ていただけます↓↓↓
私もかつては皆さんと同じ、英語に悩む一学習者でした。(今もですが)
今日の投稿では、そんな私が10年の学習期間を経て、本当に効果があったと感じる学習法をご紹介します。
それでは、学んでいきましょう!
まずは目指すゴールを明確にする
このブログの筆者である私mioも、英語をテーマにブログ発信しているものとして、
「英語を勉強し直しているのですが…まず何をすればいいですか?」
と、質問をいただくことがよくあります。
しかし、一概に「最も効果的な勉強法」を述べるのは実は大変難しいです。
何故なら、その人が目指す、「ゴールとなる英語力」がどこなのかによってやり方は全く違ってくるからです。
TOEICでの高得点を目指しているのか?
旅行で不便ないくらいの会話ができるようになりたいのか?
はたまた、mioのように外資系の会社でバリバリ英語を話して働けるくらいの会話力が欲しいのか?
これら全てにおいて、必要な勉強法は違ってきます。
なので、まずは「なぜ英語を勉強するのか?」という、最終目標を明確にしましょう。
その上で、どのように学習すれば一番効果的なのかを見極めていく必要があります。
このブログでは、「ある程度ちゃんとした文法で、きちんとコミュニケーションを取れる英語を話せるようになりたい」人のための情報を配信しています。
なので、
完璧ではなくても、60-70%くらいの精度の完成度で英語を「話せる」ようになりたい。
そんな目標を持つ人のために必要な勉強法をご紹介していきます。
また、文法に自信がない人は、まずはざっくりでもいいので一通りおさらいしておくと、今回の勉強法もより効果的になります。
どんな文法書を使えばいいかわからない人は、世界的なヒットセラーの Grammar in Use を使いましょう↓↓↓
ネイティブによる非ネイティブのための文法書です。
ネイティブが使う文法だけを載せた実践的な文法書で、mioもお気に入りです。
超基礎から始めたい方は、こちらの赤い方をオススメします↓ ↓↓
それでは、具体的な勉強法に入っていきます。
勉強法1:ネイティブの日常英語に触れる
まず、ある程度の英語を「話せる」ようになりたいなら、これは絶対です。
「ネイティブの日常英語に触れる」
もうこれは、必ず実践しましょう。
では、何故ネイティブの日常英語に触れることが絶対に必要なのでしょうか?
ここで、21歳の時にイギリスに9ヶ月の留学をしていた私mioの経験を少しだけお話しさせてください。
21歳でイギリスに行った私は、初めて「学校で習う英語ではない、本物のネイティブ英語」に触れることになりました。
そこで私は、すぐに「ある事」に気づき、愕然とすることになります。
それは、本物のネイティブ英語は、学校で習ったものとはまるで違うものだと言うことです。
教科書で習った構文やフレーズ、受験英語で何度も反復して覚えた単語は、本当の英語環境で思ったほど使われていないことに気づいたのです。
それらの英語をイギリス人に披露しては、
「その言い方は堅苦しすぎる。普通はこう言うよ。」
「その単語はすごく古臭い。100年くらい前に使われてた単語だよ。」
と、毎日のように指摘されていました。
「今まで習っていた英語はなんだったんだ?」
と思うくらいの衝撃的な経験でした。
それまでの私は、教科書や単語帳で学んだフレーズや単語や構文が、日常生活で普通に使えるものだと思っていたのです。
しかしそうではありませんでした。
つまり、英語を使って誰かと中身のあるコミュニケーションをしようと思ったら、教科書英語だけでは到底足りないのです。
会話で使える英語を身につけるには、ネイティブからのインプットが欠かせません。
誤解してはいけないのは、もちろん教科書で習った知識が無駄ということではありません。
教科書にはしっかり英語の基礎が書かれていますし、その知識は必ず必要になります。
ただし、それは「基礎」でしかなく、それだけでは英語で自然なコミュニケーションは取れるようになりません。
スポーツ、料理、なんでもそうですが、実践の場では教わったセオリーは通用せず、実践の場独自のルールがあったりするものです。
英語もそれと同じで、セオリーだけでは勝負できないのです。
その実践の場が、英語の場合は「ネイティブの日常英語に触れる」事です。
本物の英語に触れると、最初はボロボロに打ち負かされます。
今まで真剣に勉強し、コツコツ覚えてきた単語やフレーズでは戦えないと知るのです。
しかし、ある意味それまでの英語の常識を崩される、そんな経験が必要です。
そしてその覆された常識を、ネイティブの本当の英語で「上書き」していかなければいけません。
そこからは、教科書英語ではなく、ネイティブの日常英語があなたの「英語の常識」になっていくのです。
未だに学校で習った英語や、教科書英語が「英語の常識」になってしまっていませんか?
まずは一日でも早くこの「それまでの英語の常識をボロボロに崩される経験」をしてください。
そして、本当に使える英語だけを覚えていってください。
「でも、ネイティブと英語を話す機会がない…」
という方には、オンライン英会話の【Cambly(キャンブリー)】をオススメします。
Camblyの講師は全員ネイティブのため、まさにネイティブの英語を盗むには絶好のツールです。
私mioも使っていますが、ネイティブ英語に定期的に触れられる最強のインプット・アウトプット方法です。
またCamblyでは、自分の英語の不自然な箇所をネイティブ基準で直してもらえる所が他のオンライン英会話とは違う所です。
今や、ネイティブの友達がいない…という方でも簡単にネイティブと触れられる時代です。
試さない手はありませんね!
勉強法2:海外ドラマを死ぬほど活用
続いての勉強法は、海外ドラマを活用する方法です。
それも、単に観て英語の参考にする…程度ではなく、その骨の髄までしゃぶり尽くすぐらいに活用します。
このブログでも一貫して話しているのですが、海外ドラマは英語学習者にとって最強に有益なツールです。
日本人で、大人になってから英語を話せるようになった人の多くが海外ドラマを活用しています。
はっきり言って、このツールを使っていない人、また正しく使えていない人は、損しています。
もしくは、目標到達まで必要以上に時間がかかっている可能性があります。
もし私mioの考え方や主張に賛同していただけるなら、絶対に海外ドラマは観てください。
そのくらい推します。
何を隠そう私mio自身が、海外ドラマで本当に多くを学んできたからです。
ネイティブとの会話でも学びは多かったですが、それ以上にドラマで学んできました。
その理由は、以下の三点です。
- ニュースなどのフォーマルな英語ではなく、日常に使われる自然な英語が学べる
- 何度もリピート再生できる
- 英語字幕で答え合わせできる
これら3つ、どれが欠けてもここまでドラマで学ぶことはできませんでした。
本来なら、ネイティブの友達を作り、その友達の英語から単語やフレーズを学ぶのが一番いいですが、リアルな会話でいちいち「もう一回言って」「もっとゆっくり喋って」を何度もお願いすることはあまり現実的ではありません。
聞き取れなかった単語や文章があっても、しかたなく意味を推測しながら会話を進めていくことも多いでしょう。
しかしそれではかなり損なんです。
なぜなら、ネイティブが話す一言一言の中に会話を理解するためのヒントが隠れていたり、使える単語やフレーズがたくさん入っているからです。
最初のうちは、そのほとんどを聞きこぼしている可能性もあります。
それが海外ドラマなら、あるシーンを何度も繰り返し見て研究したり、聞き取れなかった場合でも英語字幕で答え合わせができるのです。
しかも、ネイティブが日常的に使う英語に一番近い会話を研究できます。
こんなに贅沢な教材は他にありません。
私はあまりに海外ドラマをリピート活用しすぎて、ネイティブの友達との会話でも聞き取れない度に
「あぁ、これがドラマなら巻き戻してもう一回聞けるのに…」
といつも嘆いていたほどです。笑
では、一体どのように海外ドラマを活用すればいいのでしょうか?
- 字幕なしでセリフがわかるまで何度も聞く
→ 一本全てをやるのは大変なので、あるワンシーンだけ、そのシーンがわかってきたら次のシーンなど、段階的に行いましょう。 - 英語字幕で答え合わせ
→1でどうしてもわからなかった所や、間違えて聞き取ってしまった所の答え合わせをします。 - 使えそうなセリフを覚えて真似る
→ 最後はセリフの「真似」です。使えそうなセリフを覚え、アウトプットの練習をする際に使いましょう。発音やリズムも徹底的に真似します。
発音やリズムについてはこちらも参考に:
・【音声付き】なめらかな発音を身につけるコツ【リンキング】
・【音声付き】英語を話したければリズムを身につけよ!
だいたい何を言っているのかがわかったら、最後に字幕なしでもう一度観てみましょう!
どんなドラマを選べばいいかなど、もっと具体的な方法は、こちらにも書いてあります:【リスニング・スピーキング】TOEIC高得点者が英語を話せるようになる6つの方法
また、この勉強法の最大のメリットは、ドラマそのものを楽しみながら学べるところです。
他の英語教材と違い、ストーリーがあるので時間を忘れて集中できます。
参考までに、mioが今まで見てきたドラマを挙げておきます。
- friends
- sex and the city
- the O.C.
- This is Us
- the big ban theory
- skins
- lip service
- Game of Thrones
friends や sex and the city は比較的易しい英語なので、初めての人にオススメです。
是非、何度も観て自然な英語を学んでください!
勉強法3:責任ある立場で英語を「使う」
最後の勉強法はもはや「勉強」という域を超えているのですが、私の場合は一番伸びたと感じた方法です。
それは、責任ある立場で英語を「使う」ことです。
私の場合は、社内公用語が英語の職場で日々ネイティブ上司や外国人の同僚と話して必死に働いたことでした。
おそらくこれを読んでいるほとんどの人が、
「まだ自分の英語は仕事で使えるレベルじゃない。」
「英語で働くのは、話せるようになってから!」
と、思うのではないのでしょうか。
「mioは英語話せるからそういう所で働けたんでしょ?」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、それは違います。
私は、英語環境で働き始めた時点では自分の言いたいことがスラスラ言えるほど流暢ではありませんでした。
上司の言っていることは40%くらいしかわからない、という事もよくありました。
会議でも毎回ついていくのがやっとで、自分の意見を発言できるようになったのはずっと後になってからでした。
しかしそこで這いつくばってでも食らいついた事で、私の英語は爆伸びしたのです。
入社当時はまだ拙かった私の英語が、働いて2年経った頃にはほとんど不自由する事ないほどにまで伸びました。
その一番の理由は、「責任」と「緊張感」です。
仕事で使う英語には、責任が伴います。
しっかり理解し伝えなければ、会社の損害につながることだってあるのです。
コミュニケーションによる仕事への影響が出てはいけないという緊張感の中で、日々英語を使っていました。
それに対し、プライベートや英会話レッスンでの会話には、はっきり言ってさほど緊張感はありません。
間違えても大きな問題にはならないし、聞き取れなくても笑って誤魔化せばいいのです。
しかし仕事となるとそうはいきませんよね。
確実に伝えるために持っている知識を総動員して英語を話すし、本当に聞き取るために全神経を集中させるはずです。
仕事だけでも疲れるのに、そこに英語が加わると毎日頭がパンクしそうになります。
そして帰ったら即効ベッドに倒れこんでしまうくらい疲れます。
しかしこのような努力を毎日嫌でも実践する事で、あなたの英語力が底上げされるのです。
mioがどんな環境で働いていたかは、こちらのブログに詳しく書いてあります:英語を使って働くということのリアル
「できるようになってから」
と思っていると、その日は永遠に来ません。
できていなくても飛び込むからこそ、大きな変化と成長があるのです。
かなり荒療治かもしれませんが、このような環境で2年も働けば英語が見違えることは確実です。
(一応付け加えておくと、かなりストレスフルな日々になる可能性も十分あります。でも、それでも英語力アップとキャリアアップを狙いたいという覚悟があれば、きっと乗り越えられます!)
今の英語力と今後の学習計画、そして今後のキャリアを十分考えた上で、英語を使って働くことも選択肢の一つとして入れてみてはいかがでしょうか?
如何でしたでしょうか?
これまでの勉強法を見直すきっかけになりましたか?
今日ご紹介した勉強法は、私自身が実践して来て本当に成果があったと思う方法です。
中には少し勇気のいるものもありましたが、どれも確実にあなたの英語に大きな変化をもたらします。
今までの勉強に効果を感じない、勉強がマンネリして来たと感じる方は、是非試してみてくださいね。
このブログを書いているmioです!
成人を過ぎてから英語を始めても、「話せるように」なりました。
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