「なぜ」を ‘why’ 以外で表す方法

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こんにちは!

「話せる英語を身につけるブログ」のmioです。

今日の投稿では、「なぜ」と、理由を表す表現についてお話ししていきたいと思います。

それも、’why’ 以外を使って。

多くの方が、「なぜ = why」と認識していると思いますが、理由を表す表現は ’why’ だけなのでしょうか?

実はそうではないのです。

日本語にだって、

「なんで?」

「どうして?」

「理由は?」

などなど、多様な表現方法がありますよね。

英語にも、’why’ 以外に理由を尋ねる方法はいくつかあります。

今日のブログで、理由を聞きたい時に’why’しか使えない状況から抜け出しましょう!

How come SV?

まずは、”How come SV ?” という表現からです。

文頭に ‘How come’ を持ってきて、その後SV~の文章をつなげることで、

「何故~なの?」

「なんでまた~なの?」

など、理由を尋ねる表現になります。

ほとんど「理由を尋ねる ‘why’」と同じ意味で使えますが、 ’why’ と異なる点は、文構造が疑問形にならないところです。

疑問詞である ’why’ の後は、Do動詞やBe動詞を’why’の後に持ってきて、疑問文にしますよね。

しかし、’How come’ を使うときは、後ろの文はSVから始まる通常の文構造になります。

<Why を使った場合の文構造>
“Why does she look so young?”

<How come を使った場合の文構造>
“How come she looks so young?”

例文をいくつか見てみましょう。

A: How come you didn’t call me last night?
B: Oh sorry I was really tired and fell asleep immediately after I got home.

A: どうして昨日の夜電話くれなかったの?
B: あぁ、ごめん。すごく疲れてて、家に帰ってすぐ寝ちゃったんだ。

 

A: How come you speak English so well?
B: Actually I was born and raised in California,

A: なんであなたはそんなに英語をうまく話すの?
B: 実はカリフォルニアで生まれ育ったんだ。

 

この様に使います。

後ろの文章を疑問文にしなくてもいいので、個人的には “How come” の方が使い易いとすら思います。

が、だからと言って ”How come” ばかり使うと表現の幅が狭まるので、バランスよく取り入れましょう。

What is the reason for ~?

続いては、”What is the reason for ~?” 「~の理由はなに?」と尋ねる方法です。

‘reason’ の後は、

”What is the reason for you to go to England?”
「あなたがイギリスに行く理由はなんなの?」

など、”for someone to ~” 「誰々が〜する」の構文が入ったり、SV〜が入ったりします。

また、’What’ の後ろに、副詞である ’exactly’ などを入れると「~の厳密な理由はなんなの?」と言った感じで、疑問をより強調する感じを出すことができます。

例文を見てみましょう。

A: What’s the reason for your career change?
B: I want to try something different.

A: キャリアチェンジの理由はなんなの?
B: これまでと違うことに挑戦したいんだ。

 

A: What exactly is the reason you continue to study English?
B: Because I would quickly forget how to speak it if I stopped.

A: 英語を勉強し続ける理由は厳密にいうとなんなの?
B: 勉強をやめれば、英語の話し方をすぐに忘れてしまうからだよ。

 

この様に使うことができます。

特に ’exactly’ が入った方は、単に “What is the reason ~?” と尋ねるよりも「厳密には」「正確には」などのニュアンスが含められるので、ちょっと上級な感じが出ますね。

副詞の使い方はこちらも参考に:【初心者副詞はこれだけ】Definitely, Absolutely, Exactly, Obviously を使いこなす

What for?

続いての表現は、”What for?” です。

もともと ’for’ には「~のため」という意味がありますが、”What for?”「なんのために?(=なぜ?)」を表すことができます。

会話でカジュアルに使うことのできるフレーズです。

例文を見てみましょう。

A: I need to drop by my office.
B: What for?

A: オフィスに寄らなきゃ。
B: なんで?

 

A: You brought a CD player? What for?
B: I thought we could listen to music while driving home.

A: CDプレイヤー持ってきたの?なんで?
B: 家までドライブする間に音楽聴けると思って。

 

この様な感じです。

“What for?” と、一言だけでも使えるのは使い勝手が良さそうですね。

And the reason is…?

最後の表現は、少し難易度が上がります。

相手に理由を話す様促すために、“And the reason is…?” 「それで理由は・・・?と、文章の途中までこちらが話す方法です。

具体的な例を見て理解を深めましょう。

A: I think we should hold off on the product launch.
B: And the reason is…?
A: The reason is that there is a delay in the software development.

A: プロダクトローンチを保留にした方がいいと思う。
B: その理由は・・・?
A: 理由は、ソフトウェアの開発が遅れているから。

 

A: I decided not to go to University.
B: And the reason is…?
A: The reason is because I want to work as an apprentice of Sake making.

A: 大学には行かないことにした。
B: その理由は・・・?
A: 理由は、日本酒造りの見習いとして働きたいから。

この様に使います。

例文を見てわかる通り、”And the reason is…” と本来言うべきなのはAの方ですが、Aが理由まで述べられなかったため、Bが代わりに「理由は・・・」と、文章の途中までを言うことで A に理由を述べることを促しています。

このため、この”And the reason is..?” は、”What is the reason?” と疑問形になっていないのです。

“Why?” は結構ダイレクトな表現なので、少し込み入った話などをしている時にこの ”And the reason is…?” が使われることが多い様な気がしますね。

この表現ができると、英語上級者っぽい感じが出せるので、海外ドラマなども参考に、使いこなせる様意識してネイティブの英語を聞いてみましょう。

 

 

如何でしたでしょうか?

定番の ‘why’ 以外にも、様々な表現を使って理由を尋ねることができることがわかりましたね。

英語上級者は、一つの意味を多様な方法で表すことで、表現を豊かにしています。

このブログを読んでいるあなたも、いくつものパターンで言いたいことを言える様に練習してみましょう。

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それでは、お疲れ様でした!

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