日本人が知らない「そこ」以外の ‘there’ の意味

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こんにちは!

「話せる英語を身につけるブログ」のmioです。

このブログを読んでくれている人の多くが、’there’ と言う英単語についてはよく知っていると思います。

「そこ」を意味する副詞ですね。

また、”There is ..” というフレーズで「~がある」という意味もあります。

じゃあ・・・その他は?

なかなかこれ以外の使い方は出て来ないのではないでしょうか。

しかし、ネイティブの ‘there’ はもっとバリエーション豊かです。

私もそうだったのですが、「そこ」「~がある」しか知らないと、ネイティブが使う多様な ‘there’ には驚かされます。

「本物は、’there’ をそんな風に使うのか・・・」と、ショックすら覚えます。

今日の投稿では、日本では滅多に教えられることのない、ネイティブが使う多様な ’there’ の表現について解説していきます!

there で「まだ準備ができてない」

‘there’ で「まだ準備ができていない」を表すことができます。

私mioが最初にこれを知った時は、えーーーー。と思いました。

「”準備ができていない”って、”I’m not ready yet.” 以外にもこんな表現があるの?」

と、英語の奥深さを感じた瞬間でもありました。

‘there’ を使うと、

“I’m not there yet.”
「まだ準備ができていない」

と、表現できます。

わかりやすく直訳すると、「まだそこにいない」という意味ですね。

「そこ」=「到達すべきレベル」

であると考え、

「まだそこにいない」=「まだ準備ができていない」「まだそのレベルではない」

という意味で解釈されるのです。

(もちろん文脈によっては、待ち合わせ場所に到着していないなどの物理的な「まだそこにいない」という意味になったりもします。後述しますね。)

例文を見て感覚を掴みましょう。

A: Are you ready to tell me what happened?
B: Um.. I think I’m not there yet..

A: 何があったか話してくれる気になった?
B: えっと・・・まだ無理かも。。

 

A: I was thinking maybe you can be the next project manager.
B: You think so? But I don’t think I’m there yet.

A: 君が次のプロジェクトマネージャーにいいと思っていたんだ。
B: そう思いますか?でも、私はまだそのレベルに到達していないと思いますが。

いかがでしょうか?

「準備ができていない」「レベルに到達していない」などの意味で使えることがわかりましたね。

教科書通りに覚えると、‘there’ =「そこ」と覚えてしまいがちですが、文脈によって様々な意味合いを持つことを覚えておきましょう。

there で「もう着く!」

続いての ‘there’ の表現は、「もう着くよ!」です。

先ほどの ”I’m not there yet” のところで、物理的に「まだそこにいない」という意味にもなると話しました。

これを応用させます。

“I’m almost there.”
「もう着くよ!」

こんな表現になります。

‘almost’ を使うことで、「ほとんどそこにいる」→「もう着くよ」の意味として使えます。

待ち合わせ前などに、ショートメッセージやSNSなどのやりとりで使われることが多いかもしれません。

<SNS message>
A: Where are you?
B: I’m almost there!

<SNSメッセージにて>
A: どこ?
B: もう着く!

こんな感じです。

これを応用して、以下のように使うこともできます。

<SNS message>
A: Did Lisa already arrive?
B: I don’t know, I’m not there yet.

<SNSメッセージにて>
A: Lisaはもういる?
B: わかんない、私まだ着いてないから。

there で「いる?(今、オンライン?)」

続いては、「いる?(今、オンライン?)」を表す ’there’ です。

チャットやネット電話など、相手がチャットできる状態かわからない場面で、「いる?(オンライン?)」と相手に聞いたりする場面があると思いますが、これも ’there’ を使って表せます。

“Are you there?”
「今、オンライン?」

直訳すると、「そこにいる?」という意味ですね。

単純に、「そこにいる?」→ 「(ネット上で使うと)今、オンライン?」という意味で使うことができます。

<Online chat>
A: Are you there?
– 10 minutes later –
B: Sorry, I was taking a shower.

<オンラインチャットにて>
A: オンライン?(いる?)
– 10分後 –
B: ごめん、シャワー浴びてた。

この表現は、「そこにいる?」をネット上で使うと「今、オンライン?」と解釈できる、という表現ですが、”Are you online?” と、単純に「今、オンライン?」を聞くこともできます

また、電話などで相手が見えない環境にいる場合に “Are you there?” と聞くと

「いる?」

「聞こえる?」

の意味としても使うことができます。

 

如何でしたでしょうか?

日本人があまり知らないネイティブの ‘there’ の使い方がわかりましたね。

「話せる英語」上級者になるためには、高度な単語を使いこなすことよりも、’there’ のような基本の単語をネイティブのように使えているか、が大きなポイントとなることも多いです。

日頃から、基本の英単語をネイティブがどの用に使っているかに注目して勉強してみましょう!

また、このブログの筆者でもある私mioは、動画でもみなさんの英語学習を応援しています。

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それでは、お疲れ様でした!

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