高度な文法用語を一つも知らずに初回のTOEIC受験で940点を取れた理由

mio

このブログを書いているmioです!
成人を過ぎてから英語を始めても、「話せるように」なりました。

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こんにちは!

私mioは、この「話せる英語を身につけるブログ」で、「話せる英語」にお役立ちのブログを書いています。

mioの経歴を簡単に説明すると、こんな感じです。

mioの経歴

  • 現在30歳の女性
  • 日本生まれ日本育ち、大学まで教育環境は家庭を含めて全て日本語
  • TOEIC940点を保持
  • 毎日英語を「話す」職場で働いていた(←最近退職しました)

簡単に言うと、

「日本で生まれ育った、英語が話せる人」

です。

mioの英語は以下から聞いていただけます↓↓↓

 

(21歳の時にイギリスへ9ヶ月の留学をしていたことがありますが、1年未満の留学では英語を「話して」仕事ができるほどは話せるようにはなりません。留学神話についてはこちらも参考に:【初めての方はこちら】「英語を話せる自分」を実現するために必要なこと

30歳の今、仕事で使って不便がないくらいには英語が「話せる」し、TOEIC940点を保持していますが、

私が知っている文法用語は、せいぜい以下くらいです。

  • 時制を表す用語少々(現在形・過去形・未来形・現在完了)
  • 品詞全般(名詞・動詞・副詞 etc.)
  • 疑問形
  • 否定形
  • 肯定形

多分、これで私の知っている文法用語はだいたい全てです。

全て、基本中の基本の用語だけですね。

しかし、もちろん文法をこれしか知らなかったら、TOEIC940点はとても取れません。

他にも色々ありますよね。

「付加疑問文」とか「関係詞」とか「間接疑問文」とか・・・(←ググりました)

では、mioはスピーキングでこれらを使っていないのでしょうか?

いいえ、私は「付加疑問文」「関係詞」「間接疑問文」を、全て使いこなして英語を「話す」事ができます。

しかし、今ググって調べるまで、これらの名称を知りませんでした。

(正確に言うと、高校で習ったはずですが、すっかり忘れてしまっていました。)

と言うことは、mioは

「英文法については説明できない、日本で生まれ育った、英語が話せる人」

です。

ここで、文法の勉強が苦手な人に朗報です。

「日本育ちでも英語が話せる人」=「英文法を知り尽くしている人」

では、ありません。

現に、私のブログではほとんど英文法の説明はありません。

何故なら私が英文法を使った説明ができないから・・・。

でも、それでも「英語は話せるようになる」んです。

どうやって?

その方法を全て教えます。

全ての方に私の方法が適しているとは限りませんが、

「話せるようになるには文法本を全て覚えなければいけないのか・・・」

と、文法の勉強にうんざりしている人は、参考にしてみてください。

mioがどうやって英語を話せないところから話せるようになったか知るには、こちらのブログを参考にしてください:【本気の人しか読まないでください】英語力ゼロの20代女が外資系でバリバリ働くようになるまでに実践した10通りの学習方法

音とシチュエーションで覚える

このブログに惹きつけられた人は、多分私と同じタイプの人間だと思います。

「文法用語が並んでいるのを見るだけで、勉強する気が失せる・・・」

私も、大学3年くらいまでは、英語のテストが本当に苦手でした。

クラス分けでもいつも最下位クラスでした。

しかし、英語の文法を覚えなければ英語は話せるようにならない・・・。

では、どうやって私mioはこのジレンマを乗り越えたのでしょうか?

私は、「教科書や参考書に頼る勉強をやめた」のです。

代わりに、

「ネイティブの英語を聞きまくり、まず音で覚えて、シチュエーション別に使い分ける」

と言う方法で、文法を使いこなせるようになりました。

これはどう言うことでしょうか?

例えば、「現在完了進行形」と言う文法があります。

これは、「have + been + ing」「現在までずっと~していた/だった」と言う意味を表します。

この文法に関して、まず「have been ~ing」を音として完璧に言えるようにします。

「have been taking、have been taking …」とか、「have been thinking、have been thinking …」とか、日常で使うような基本の動詞を使って、何度も「音」として覚えました。

そして、「今までずっと~してた/だった」と言う状況がきたら、何も考えなくても「have been ~ing」と、言えるようにしました。

こうすることで、

「えっと、これは現在完了進行形だから、haveを使って、be動詞の過去分詞のbeenを使って・・・」

と、文法を考えなくても、スムーズに少し複雑な文法のスピーキングをマスターできるようになりました。

ほとんどパズルのように「音」と「シチュエーション」を掛け合わせて覚えていったのです。

しかし、この現在完了進行形のように、「毎回使われる音がある程度同じ文法」( ”have/has been ~ing” は毎回ある程度同じ)以外はどのように考えればいいのでしょうか?

複雑な文法をスムーズにスピーキングする方法

例えば、「間接疑問文」と言う文法があります。

色々なウェブサイトでこの「間接疑問文」が説明されていますが、それらを要約すると、

 

「文章の一部がSVを含む名詞節となり、目的語の扱いをされる文章」

 

みたいな事が書いてあります。

以前の私だったら、もうこの時点で「あ、無理。わかんない。」となっていたと思います。

では代わりにどのように覚えるのか?

私はこう覚えています。

文章の中にもう一つ文章を入れるときは、特別な用語を先に持ってきて、あとは普通の文の並びにする。

何故なら、ネイティブがこのルールに従って話していたからです。

「ネイティブが使う英語のルール」を鬼のように研究することで、文章の中にもう一つ文章を入れるときは、特別な用語を先に持ってきて、あとは普通の文の並びにする。という規則を発見しました。

文法の教科書は使っていません。

例えば、以下のような文を英語にするとします。

「みんながどこに行っちゃったかわかんないや」

この文章は、単に「みんなどこに行っちゃったの?(= Where did everyone go?)」という疑問文ではないので、少し高度な文法を使う必要があります。

英文法やスピーキングに慣れていない人だと、

“I don’t know where did everyone go.”

と、してしまいがちですが、この構文は間違えです。

文法的に説明すると、この文は

「~がわからない」という主文 + 「みんながどこに行ったのか」という関節疑問文

という構造になっているので、関節疑問文の箇所は、疑問文のような「Do動詞/Be動詞を前に持ってくる」構造とは異なり、[疑問詞+SV~] の構造にしなければいけません。

つまり、正解は

“I don’t know where everyone went.”

となります。

I don’t know 以下が [疑問詞+SV~] になっていますね。

はい、ここまで付いてこれていますか?汗

以前の私だったらここまでの説明でもうパンクしてたかも・・・。笑

大丈夫です、ここからは文法説明が少し簡単になります。

例:関節疑問文の考え方

仕切り直して、例えばこのような「関節疑問」を使わなければいけないときは、どのように考えればいいのでしょうか?

「みんながどこに行っちゃったかわかんないや」

を英語にしようとすると、まずは真っ先に “I don’t know ..” がでてくると思います。

“I don’t know..” と行った直後、もしくは言いながら、「あ、もう一つ文章が必要だ」と気づきます。

文の完成形はわからないけど、多分、whereが入って、everyone とかを使うはず。

その時点でネイティブの英語ルール「文章の中にもう一つ文章を入れるときは、特別な用語を先に持ってきて、あとは普通の文の並びにする。」を思い出します。

私の中で’where’は「特別な用語」なので(理由は重要ではありません。疑問詞だし、carとかrunとかに比べたらなんか色々特別だ、くらいの感覚です)、whereは最初に持ってきます。

あとは何も考えずに普通の文章を作ります。

普通の文の並びなので、”did everyone go?” などの疑問形ではなく、普通にSVの “everyone went.” です。

“I don’t know where everyone went.”

これで、文法的に正しい一文ができました。

“I don’t know” のあと少し考えて詰まるかもしれないですが、「名詞節が」とか「SVが」とか文法用語を考えながら話すよりは簡単に文章を作れます。

また、’went’ が過去形になっていますが、最初から ’went’ がスムーズに出てくる人はいません。

関節疑問の文の構造がわかっていたところで、

“I don’t know where everyone go.”

と、’go’ を瞬時に過去形にすることができずに、スピーキングしてしまうミスを何度も繰り返してしまうと思います。

でも、それでいいのです。

「しまった、今の所は ’went’ か・・・」

と、後悔して悔しい思いを何度も経験してください。

それを1,000回くらい繰り返すと、反射的に何も考えずに ’went’ が出てくるようになります。

その間違いと後悔は、文法問題で満点を取るよりもずっと価値があり、スピーキング上達に直結する糧になります。

教科書に頼らず、自分で英語ルールを発見しよう

つまり何が言いたいかというと、英語を「話す」ことに文法用語は必要ないんです。

ネイティブの話す英語の構造を注意深く聞いて、自分で英語のルールを発見し、それを「感覚で真似する」という作業を、1000回くらい繰り返すと、英語は話せるようになります。

そして、多様な文法を「話せる」ようになってから、ふとTOEICを受けてみると、900点超えています。

「関節疑問文」なんていう文法用語は知らなくても、です。

自分で発見した文法ルールというのは、強烈に頭に残るんです。

そして、ネイティブの英語を聞くたびに、

「あ、この人もあのルール通りに喋ってる・・・あ、この人も・・・」

と、まるで赤くマークをつけたかのように、その文法が目立って聞こえてきます。

それを繰り返すと、そのルールを脳が「当たり前のこと」と認識し、何も考えなくても正しい文法で話すことができるようになります。

しかし、教科書で学んだ英文法は、そこまで強烈に脳に残らず、ネイティブがその文法を使って話していても気付かず、スルーしてしまいます。

それでは、何度ネイティブの英語を聞いても練習になりません。

文法や語彙に注目せずに聞く英語は、ただの呪文と同じです。

だから、自分でルールを発見することが大切なのです。

ネイティブの友達がいないから何度もネイティブ英語を聞くことができない?

そんな人はこちらのブログを参考にしてみてください:一人で英会話を練習したい人にお勧めの3つの練習方法

 

 

如何でしたでしょうか?

もしあなたが、かつての私と同じように「文法用語がズラーっと並んだテキストを読むのはうんざり・・・」と感じているのなら、ネイティブの英語を「聞き、そして話す」という勉強法にシフトしてみては如何でしょうか。

その中で、自分の英語ルールを発見して、それを元に練習してみることで、スピーキングが上達するはずです。

このまま、mioの「話せる英語習得」に関するコツやヒントを学びたい人は、是非>>このブログの無料購読をどうぞ。

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それでは、お疲れ様でした!

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