【初心者編】英語スピーキングを上達させるための4つの練習方法

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成人を過ぎてから英語を始めても、「話せるように」なりました。

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こんにちは!

「話せる英語を身につけるブログ」のmioです。

英語を話せるようになりたい人にとって、日本の英語教育だけでそれを実現するのは、至難の技です。

そもそも、学校の英語のテストや受験のテストに「スピーキング」という項目がほとんどないので、「スピーキング」、つまりは「話す」勉強を一生懸命する学生は少ないのが実情なんですね。

その結果、英文法や英単語の知識は深いけれど、スピーキングが苦手な日本人が出来上がってしまうのです。

しかし、このブログを読んでくれているあなたは、受身のリスニングだけでは満足しない、「英語を使って世界中の人とコミュニケーションを取りたい!」と目標を掲げている人だと思います。

話したいのに話せない、そんな自分が悔しくて何か方法はないかと、このブログに辿り着いてくれたのではないでしょうか。

日本で何年も受け身の英語教育を受けて来てしまったので、いざスピーキングを練習しようとしても、何から初めていいのかわからなくなっている人もいるかもしれません。

今日の投稿では、私が初心者の時から実践しているお勧めのスピーキング練習方法をご紹介します!

まずは、タイトルにもあるように、この投稿では【初心者】さんにとっての練習方法をご紹介します。

【中級者編】英語スピーキングを上達させるための3つの練習方法もあるので、ある程度英語を話せるようになっている人はそちらからスタートしてもOKです!

では、実際の練習方法に入っていきます。

こちらもオススメ:いくら勉強しても英語スピーキングが上達しない理由

1, 一週間に一回でもいいので、ネイティブと話せる環境に身を置く

あなたがもし、ネイティブと話す機会が全くない日常を過ごしているならば、今すぐ「ネイティブと話す時間」を生活に取り入れましょう。

これは、ネイティブと話すことに心理的に慣れるための練習です。


初心者にとって、ネイティブとちょっとした会話をすることすら勇気のいること。

街で見知らぬ外国人旅行者に道を尋ねられて、あたふたしてしまう経験がある人もいるのではないでしょうか。

そんな時って大抵、簡単な英語で返せたはずなのに、その時は焦ってしまい、上手く英語が出てこなかったことに悔んだりしませんか?

後で思い返して

「あ~こうやって返せばよかったのに、何で言えなかったんだろう・・・」

と、悔しい思いをした人もいると思います。(私も何度もありました。)

このように、何故か私たちは外国人を前にすると、

「正しい英語を話さなければいけない!!」

と異常なプレッシャーを感じてしまいます。

(この外国人旅行者の場合、相手も英語ネイティブではないことも多いのですが、「外国人」というだけで異常に緊張してしまうのが私たち日本人なのです・・・。)

しかし、当たり前ですが話す言語が異なるだけで私たちは同じ人間です。

彼らだって私たちと同じようにミスしたり、くだらないことで笑ったりするのです。

このことを体で実感するために、「外国人と話す時間を生活に取り入れる」練習が必要なのです。

私は、下から2番目の英語クラスで勉強していた大学生のころ(つまりぜんぜん英語が話せなかった時ですが)、大学が希望者に提供していた無料の英会話クラスに通っていました。

週に1回1時間程度でしたが、私の人生で初めて定期的にネイティブと話せる時間ができた時でした。

今考えると、この時間は「英会話の習得」のためというよりも、ネイティブと話すことに心理的に慣れるためにとても効果的だったと思います。

毎週毎週ネイティブと話すことで、余計な恥ずかしい気持ちなどが段々と薄れてきて、英語での会話自体を楽しめる様になりました。

こちらもオススメ:日本で英語を話す機会はどうやって作る?

また最近は、【Cambly(キャンブリー)】などのオンライン英会話が充実しているので、家にいながらでも気軽にネイティブと話す練習ができます。

ボタン一つで外国人と話す練習ができるので、使わない手はないです。

2, 自分のことや考えを述べられる癖をつけておく

1でネイティブと話せる機会ができたら、向こうから話しかけられるのを待っていてはいけません。

自分のことを、自らどんどん英語で話す練習をしましょう。

日本人が英語を話せない大きな理由は、英語教育にスピーキングを取り入れていないなどいくつかありますが、私が考えるもう一つの大きな理由はズバリこれです。

自分のことや考えを述べることが得意じゃない。

日本人は、コミュニティの中で協調性を持って生活していくことをとても大切にする文化を持っているので、自分の意見をガシガシ言うことはあまり得意ではありません。

その相手が外国人となると尚更です。

過去の私を含めて、多くの日本人がやりがちなのが、ネイティブを前にして受け身になってしまうことです。

しかし、自ら「発信」することは、コミュニケーションの基本。

受け身でいては、会話のキャッチボールが成立しませんよね。

たいそうな内容である必要はないので、自分がどんな人物で、普段どんなことをしていて、何を学んでいて、何を仕事にしていて、目標はどんなことで、将来どんなことをしたいのか。

こんなことを、いつどんな時でも話せる様に、普段から英語で考え、発信する癖をつけておきましょう。

これは余談ですが、新宿界隈で飲んでいると普通に見知らぬ外国人に話しかけられ、お互いのグループ同士で会話が始まることがありますが、そんな時私が聞かれた中で印象に残っているのが

“What is your passion?”
「どんなことに情熱を持っているか?」

でした。

こんな会話は日本人同士では滅多にしないですが、英語圏の人はもしかしたらこういう話が好きなのかもしれないですね。

普段から自分の好きなことや考えを英語で話す練習をしていると、こんな会話になった時でもスムーズに会話が楽しめそうですね。

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3, 会話のキャッチボールの練習

2で自分のことや意見について考える癖がついたら、次はそれを使って相手と会話のキャッチボールをする練習です。

良い会話のキャッチボールのために、次の2点を意識しましょう。

3-1, ボールはなるべく長く持つ=長く話す

最初のポイントは、「なるべく長く話すこと」です。

’because’ ’and’ ’but’ ’I think’

など、文章を後に繋げられる言葉をつけることで、+アルファの情報を加えます。

例えば相手に “What do you usually do on weekends?”「週末はいつも何しているの?」と聞かれた時、単に

“I normally go shopping.”
「いつもは買い物に行きます」

と返すと、会話はそこで終わってしまいます。

長く話すために、

“I normally go shopping because there is a new big shopping mall near my house.”
「家の近くに大きなショッピングモールが出来たから、普段は買い物に行くよ。」

などと加えます。

いつも会話が Yes か No だけで会話が終わってしまう人も、このことを意識してみましょう。

例えば

“Do you like sports?”
「スポーツは好きですか?」

と聞かれたときも、

“Yes.”

だけでは絶対にダメです。

相手もどう会話を続けようか困ってしまいますよね。

“Yes, I actually play tennis.”
「好きです。実際テニスをやっているんですよ。」

など+アルファの情報を加えましょう。

そうすることで、そこからまた会話が広がっていくのです。

3-2, 文章の終わりには相手にボールを返す。

長く話すことで情報を付け加えたら今後は、ボールは自分で持ったままで終えてはいけません。

かならず相手に投げ返しましょう。

例えば、

“I normally go shopping because there is a new big shopping mall near my house.”
「家の近くに大きなショッピングモールが出来たから、普段は買い物に行くよ。」

の後であれば、

  “Do you know the shopping mall called XX?”
「XXって言うショッビングモール、知ってる?」

“What about you?”
「あなたは?」

等をつけて、相手にボールを投げ返します。

これを繰り返すことで、相手との会話が成り立って行きます。

いくら文法や単語の知識があっても、このキャッチボールができなければ英「会話」をできていることにはなりませんよね。

また、キャッチボールが多くできればできるほど、ネイティブから便利な表現など盗むことができるので、早い英会話の上達に繋がります。

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4, 文法について意識し過ぎない

初心者にありがちなのが、正しく話そうと思いすぎて中々英語が口から出てこないパターンです。

しかし、正しく一文を話すためには、多くの文法の壁を越えなければいけません。

例えば、“I remember that she said she liked it.” という一文。

この一文を話すのに、正しく話そうとすると、初心者のうちは次の様なことをいちいち考えながらの作業になるはずです。

  • 「覚えている」はremember
  • rememberの後ろには接続詞のthatをつけたほうがいいんだっけ?
  • 彼女が言ったのは過去だから、sayじゃなくてsaidで・・・
  • えーっと彼女は三人称だから、三単現のSをつける・・・?
  • あ、時制の一致だからこの場合はlikesじゃなくてlikedかな?

文法を完璧にしようと意識してしまうと、だいたいこのようなことを考えながら一文をやっと口に出すような作業になります。

しかし、たったの8語の文章にこれだけのことを考えながら話すことは、自然な会話としては時間がかかり過ぎてしまいます。

単純な英文ですらこうなので、関係詞などが入ってくるともう色々考え過ぎて、途中で何を話したかったのかすらわからなくなって、グダグタな英語になってしまいます。

もちろん、文法はとても大切な要素で、いつかはある程度正しい文法で話せる様になることが理想です。

【中級編】では、正しい文法でスピーキングすることについて詳しく書きます。

でもそれは、最初に考えることではありません。

私も初心者の頃、過去形の’was’’-ed’が、どんなに頑張ってもすらすら口から出てこなくて、落ち込んだことがよくありました。

「たった一言 ’was’ に変えるだけなのに、なんでそれが出来ないんだろう???」

と、凹みました。

でも今では、初心者のうちはむしろ文法を気にし過ぎずとにかく話すことになれる事の方が重要だと気づいたのです。

最初は間違えまくっていいのです。

というか、どんなに意識しても最初のうちは文法なんて間違えまくりです。

幸いなことに私たちのこの東洋系の顔のおかげで、ネイティブも「この人は正しい英語を話せるはず」なんて思っていません。

私たちが外国人と話すときもそうですよね。

たどたどしい日本語で一生懸命喋ってくれることを元からなんとなく予想していますし、逆に完璧な日本語を話し始めたらちょっとびっくりもし、すっごく感心しちゃいますよね。

(もちろん東洋系の英語ネイティブの方や、日本で生まれ育つ西洋人もたくさんいることは承知の上で大数の話です。)

であれば、変なプライドは捨てて、この投稿の1~3を自信を持ってできるようになる様、最初は英語に慣れるために話して話して話まくることが優先事項です。

1~3ができる様になってから、初めて文法について考える様にしましょう。

その具体的な方法は、【中級者編】英語スピーキングを上達させるための3つの練習方法で詳しくお話しします。

また、文法書を参考にする時は、ネイティブが作った文法書を選ぶことをオススメします。

日本の文法書は本物の英語と結構かけ離れていることが多いので…。

その中でも世界的なベストセラー Grammar in Use は、一読の価値がありますよ↓↓↓

これの上級者版は、私mioもマジで参考にしています↓↓↓

「英語を話す準備」ができてきたら、文法のこともじっくり考えていきましょう。

 

 

如何でしたでしょうか?

日本の英文法第一主義から一度頭をクリアにして、とにかく間違えてもいいからネイティブと会話のキャッチボールを楽しみましょう。

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それでは、お疲れ様でした!

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