こんにちは!
「話せる英語を身につけるブログ」のmioです。
みなさんは、「話せる」英語やスピーキングの上達を目指すに当たって、「発音」の壁にぶつかることはありませんか?
日本人が英語に苦手意識を持ってしまう、最も大きな理由の一つでもある「発音」。
これが上手くできている・出来ていないで、英語が話せる・話せないを区別する人も大勢いますよね。
それは、どうしても日本人がコンプレックスを持ってしまう部分だからです。
実際は、発音がネイティブっぽくても正しい英語を話せていない人はたくさんいますし、発音に日本語なまりがあってもネイティブと変わらないボキャブラリーを使いこなせる人もいるのですが・・・
それはまた別な投稿で話すとして、それでも発音は英語力を判断する上で大事な要素の一つですよね。
英語学習を始めたきっかけが、ネイティブの話すあの流れるような綺麗な発音に憧れたから、という人も多いと思います。
しかし、英語には日本語の発音とあまりにも異なる音が多数存在するため、多くの日本人が英語を話すとどうしても日本語なまりが入ってしまい、カタカナっぽい英語になってしまうのです。
これは、どうしてなのでしょうか。
日本語と英語の違いをしっかり理解すれば、案外簡単に克服できます。
私もかつてはバリバリの日本語なまりでしたが、ネイティブの発音を研究することで今ではなまりがなくなりました↓↓↓
そろそろ、きちんとした発音を身に付けたい・・・と思っているあなたに、上達のための3つのコツをご紹介します。
こちらもオススメ:【初心者編】英語スピーキングを上達させるための4つの練習方法
1, 日本語と英語の音の違いを理解する
日本語の音と、英語の音で、最も違う部分はどこでしょうか?
最も大きな違いの一つは、「母音」の多さです。
「母音」って、何のことかわかりますか?
ネットで調べてみると、下記のように説明されています。
(省略)現代日本語では、ア・イ・ウ・エ・オの五つ ⇆ 子音
参考: goo辞書
また、母音が入らない音のことを、子音と言います。
日本語は、「ん」以外の全ての音にこの母音の音が入ります。
例えば、「た」という音。
「た」を少し長めに発音してみてください。
いつの間にか、「た」が「ア」に変わっていませんか?
これは、「た」という音が「T」の子音と「ア」の母音から構成されているからなのです。
「た」を、ローマ字にしてみましょう。
「TA」と書きますよね。
これをわかりやすく計算式にしてみると、
「T」+「A(ア)」=「た」
「た」はこのような子音と母音で構成されていることがわかります。
同じように別な音で試しても、日本語の全ての音に母音がついていて、
子音と、ア・イ・ウ・エ・オの母音のどれか
で構成されていることがわかります。
では、英語はどうでしょうか?
英語は、子音だけでも成り立つ音です。
例えば、「T」は「T」だけで音として成立するのです。
文字でその発音を再現できないのがもどかしいですが、計算式で表現してみると、
「た」ー「A(ア)」=「T」
つまり、「た」から母音の「ア」を引けば、「T」の音になります。
これを踏まえ、以下の英単語を発音してみてください。
’start’
日本人に多いのが、これを以下のように発音してしまうことです。
’starto’
よく見てみると、最後に’o’がついています。「オ」ですね。
「T」に「オ」がつくと、「と」になり、日本語風の発音の出来上がりです!
こうして、日本語の特徴を無意識に英語にも反映させ、カタカナっぽい英語になってしまっているのです。
つまり私たち日本人は、全ての音に母音をつける発音に慣れているので、子音だけで存在する英語の発音が苦手なんですね。
正しく英語の音を発音するには、スペル上母音が入っていない英語の音から母音を引き算して発音してみましょう。
単純に、一つの音の半分の要素を引き算するので、発音するときに少し短めに発音するとよりネイティブっぽくなります。
この仕組みがわかれば、発音上達の第一歩です!
練習として、下記の英単語を、ヒントを参考に母音と子音を意識して発音してみてください。
- Cup(ヒント:「カップ」の「プ」から「ウ」を取る)
- Hit(ヒント:「ヒット」の「ト」から「オ」を取る)
- Cat(ヒント:「キャット」の「ト」から「オ」を取る)
- Glass(ヒント:「グラス」の「ス」から「ウ」を取る)
最初はぎこちないと思いますが、普段からこのことを意識して英語を聞いて、練習してみましょう!
2, 自己流にアレンジしない
これはどちらかというとマインド的な話になりますが、英語は全ての音に発音の「ルール」があります。
ルール通りに正しく発音する訓練をすれば、必ず発音は上達します。
→ ルールの詳細については別の記事で詳しく話しています:今すぐ英語の発音をネイティブに近づける5つのポイント
よく日本人でいるのが、そのルールを無視して「何となく英語っぽい」感じに発音する人です。
これは、素人が楽譜を読まずに「エリーゼのために」を耳コピだけで適当に弾いているようなもので、楽譜を読みながら弾くのとは明らかな違いがありますよね。
「楽譜」さえあって練習すれば、プロにはなれなくとも、素人でもだんだん上手くなるはずです。
1で触れた母音・子音の話もそのルールのうちの一つです。
今まで自己流に発音をアレンジしていたかも・・・と思った人は、まずは自己流アレンジから一旦離れてみましょう。
3, ネイティブの発音と自分の発音の答え合わせ
発音が上手い人は、必ず自分の発音とネイティブの発音を比べて研究しています。
ネイティブスピーカーの友達がいなくても、現代は英語コンテンツを求めることは超カンタン!
なので、例えば洋画を見たり、podcastなどの英語を聞いたりして、自分の発音とネイティブの発音がどう違うのか、比べて見ましょう。
「ネイティブの発音と違う…」
と思ったら、ネイティブの音に近づくまで練習してみましょう。
練習と答え合わせを繰り返しながら一つづつ音を確認するのです。
この訓練は、実はリスニングの勉強にもかなり効果的です(こちらも参考に:英語リスニング聞き流しは効果があると断言するブログ)。
日本人の苦手な音の一部をあげてみると、下記のような音があります。
- R (ex. right)
- L(ex. lease)
- TH(ex. teeth)
- V(ex. visual)
- SH(ex. sheet)
これらの音を、自分とネイティブで聞き比べてみましょう。
話しているときは自分の発音を客観的に聞くのは難しいので、自分の発音をスマホで撮って、ネイティブの発音と比べてみるのがオススメです。
また、実際にネイティブと「話しながら」発音を確認していくと、よりリアルな違いを実感できるでしょう。
日本にいながらにしてネイティブと気軽に話すには、英会話カフェLanCulのような英会話カフェをオススメします。
発音についてざっくばらんにネイティブに質問したり、自分の発音の間違えを指摘してもらうこともできます。
私mioから直接発音レクチャーを受けたい人は、mioが運営するオンラインレッスンから直接学ぶこともできますよ。
私もかつては日本語なまりバリバリのカタカナ英語だったので気持ちわかるんです…。
気になる人は無料相談を受けてみてください。
如何でしたでしょうか?
今まで「難しい・・・」と思っていたけれど、以外とその構造がわかると出来そうな気がしてきませんか?
発音は「ルール」を理解することと、練習することが大事です。
「ルール」については、こちらの投稿でたっぷりご紹介しています:今すぐ英語の発音をネイティブに近づける5つのポイント
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