こんにちは!
「話せる英語を身につけるブログ」のmioです。
今日の投稿は、 ”a lot” についてです。
「”a lot” って、”a lot of” のこと?」
そうです。
日本では、決まって「”a lot of” = 多くの」と教わると思います。
「”many” は可算名詞に、”much” は不可算名詞に、”a lot of”はどちらにも・・・」
と、”many” や “much” との違いと共に覚えますよね。
そして何故だか、かつての私も含めた日本人の英会話初心者は
「”多くの”=”many” か “much” 」
と結びつけることが多く、少なくとも英会話においてはあまり ”a lot” を使わない傾向にあります。
しかし、実は ”a lot” を使う方がよっぽど簡単で、しかもネイティブっぽく表現することができるんですよ!
どのように考えれば簡単に ”a lot” を使え、ネイティブっぽい英語を「話せる」ようになるのでしょうか?
今日のブログでは、文法説明を最小限に ”a lot” を使いこなす考え方についてお話します。
その前に、可算名詞・不可算名詞など文法の基礎に自身がない人は、
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それでは、本題に戻り “a lot” を学んで行きましょう!
“a lot” は「めっちゃ」
ここまであえて ’of’ を使わずに ”a lot” と書いて来ましたが、理由はネイティブが ”a lot” だけで使うことが多いからです。
「めっちゃ」を意味する ”a lot” も、そのうちの一つです。
教科書では堅苦しい言葉で説明されるので(もちろんそうするしかないですが)気づかない人が多いですが、”a lot” は「めっちゃ」です。
例えば、
「あの映画良すぎてめっちゃ泣いたわ。」
は
“That movie was just too good and I cried a lot.”
です。
多くの英会話初心者さんは ”I cried so much” という表現の方が頭に出て来やすいと思いますし、これも正しい英語ですが、こういう時はあえて ”a lot” を使ってみましょう。
理由は、
「”a lot” を使うことに慣れるため」
と、
「”a lot” の方がネイティブっぽくてかっこいいから」
です。
「話せる英語」の学習ではこれが大事です。
「その英語はネイティブっぽくてかっこいいか?」
で、使う単語やフレーズを選んでいいのです。
その研究を繰り返すことで、いずれ本当にネイティブっぽくてかっこいい英語が話せるようになります。
(あくまでも、失礼な表現にならなければ、ですが。【実は超ダサい?!】英会話初心者がスラングを使わない方がいい3つの理由の投稿もご参考に!)
“a lot” を「めっちゃ」で使う例文をもう少し見てみましょう。
“I’m trying a lot to make you feel better.”
「君を励ますためにめっちゃ頑張ってるんだよ。」
“I can see a lot better now with these glasses!”
「メガネしたら今めっちゃ良く見える!」
“I laughed a lot when I saw him fall down!”
「彼が転んだの見た時はめっちゃ笑った!」
こんな感じで使ってみましょう。
ちなみに、このブログでは ”a lot” を推奨していますが、”so much” も”a lot” と同じ「めっちゃ」の意味で使えます。
“I laughed so much when I saw him fall down!” のような感じです。
“a lot” は名詞として「多くのこと」
次は、「多くのこと」を意味する ”a lot” について考えてみましょう。
(ここだけ少しだけ文法の説明が入りますがお付き合いください)
先ほどの「めっちゃ」は副詞的な役割でしたが(副詞的な役割=なくてもSV~の文が完成している)、今度の「多くのこと」は「こと」まで含まれるので、名詞っぽい感じがしますね。
実はその通りで、「多くのこと」の ”a lot” は動詞の目的語や主語として使えます。
つまり、”a lot” の二語を一つの名詞のように扱います。
なんだか変な感じがしますが、頑張って慣れましょう。
例えば、
「今日あなたがここに来てくれたことは私にとって多くを意味する」
であれば、
“You coming here today means a lot to me.”
です。
‘mean’ という他動詞の目的語に ”a lot” が使われています。
名詞として使う場合は、“a lot” を、’a’ + ‘lot’ の二語ではなく、【a lot】という一語であると考えてみましょう。
もう少し例文を見てみましょう。
“We went through a lot to make this project successful.”
「このプロジェクトを成功させるために多く(の試練)を経験した。」
※ go through ~: ~を経験する、耐える、乗り越える
“A lot has happened after you left the company.”
「あなたが辞めてから色々あったんだよ。」
“We gave you a lot and you ruined everything.”
「あなたに多くを与えたのに、全て台無しにしたね。」
とりあえず ”many” “much” の代わりに”a lot of” を使ってみよう
もちろん、教科書で習う “a lot of”「=たくさんの」 も、よく使える便利な表現です。
何が便利なのかというと、”a lot of” は可算・不可算のどちらの名詞にも使えるところです。
”many” なのか “much” なのかわからない時は、とりあえず “a lot of” を使ってみましょう。
少なくとも、”a lot of” を使えないか?と、考えてみる癖をつけてみると、口から英語が簡単に出て来やすくなります。
“a lot of people” “a lot of books” “a lot of water” “a lot of experience” などなど。
日本で「”a lot of” は口語体なのでフォーマルな書面には使えない」ということを習う人もいると思います(し、それは正しいです)が、英語を「話す」時は関係ありません。
目上の人・カジュアルな関係に関わらず ”a lot of” をどんどん使いましょう。
ちなみに、”a lot of” は”lots of” と省略されることがあります。
“I saw a lot of water spilled on the floor.”
「床にたくさんの水が溢れているのを見た。」
“There were a lot of people waiting at the entrance.”
「入り口では多くの人が待っていた。」
“We should try to talk to people who have lots of experience.”
「多くを経験している人と話すように努めるべきだ。」
如何でしたでしょうか?
知ってはいるけど、なかなか感覚的に使えない “a lot” について、少しは整理できましたか?
文法のことを考えるのも大切ですが、実際にネイティブがどのように使っているのか、に注意して英語を聞いたり話したりしてみましょう。
そんなネイティブの英語を盗むには、やはり「会話」の中から学ぶのが一番です。
私mioも、そうしてネイティブと会話することで「話せる英語」を身につけてきました。
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このブログを書いているmioです!
成人を過ぎてから英語を始めても、「話せるように」なりました。
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