こんにちは!mioです。
この「話せる英語を身につけるブログ」に辿り着いてくれたあなたは、“Thank you” という英語のフレーズを知っていますよね?
もちろん、「ありがとう」ですよね。
でも、この ’thank’ という単語について、深く考えてみたことはありますか?
‘thank’ は、”Thank you” にしか使われない単語だと思い込んでいませんか?
とんでもない!
実は ’thank’ は、”Thank you” 以外にも色々な使い方があるのです。
しかも、 ネイティブの英語には頻出です。
多くの日本人は ’thank’=”Thank you” だと思っていますが、’thank’の幅広い使い道を覚えれば、一歩上のレベルの英会話を目指せます。
今日は、ネイティブが使う ”Thank you” 以外の’thank’の使い方についてお話ししていきます。
‘thank’ は「感謝する」
そもそも、’thank’ という単語は、れっきとした他動詞の動詞であり、目的語はいつも’you(あなた)’ なわけではありません。
目的語を変えることで、様々な表現ができるのです。
“I thank her.” と言えば、「彼女には感謝しているんだ」という意味で使えますし、”I thank my parents.” で「両親には感謝している」と言う意味です。
つまり、”Thank you.” も、”I thank you.”「あなたに感謝する」というSVOの文章が省略されたものだったんですね。
あまりにも ”Thank you” というフレーズが有名なので、どうしても「ありがとう」の意味をイメージしてしまいやすいですが、’thank’ の基本は「感謝する」という動詞であると、まずは理解しておきましょう。
この基本の意味を理解できていれば、これ以降の内容も分かりやすいはずです。
と、ここまで読んで
「ヤバイ…文法を復習しないとな…」
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それでは本題に戻ります。
「よかった!」を表す ’thank’
‘thank’ を使って、「よかった!」を表すことができます。
日本語で言うと、こんな会話です。
A: 雨降ってるね・・・。傘持ってないや。
B: 天気予報ではすぐ止むって言ってたよ。
A: 本当?よかった~!
こんな会話を、日常生活ですることありますよね?
この、最後の「よかった~!」を、’thank’ を使って以下のように表すことができます。
“Thank god!”
直訳では「神様、ありがとう!」ですが、転じて「よかった!」の意味として使えます。
キリスト教徒でなくても広く使われる表現です。
では、上の日本語の例文を英語にして見てみましょう。
A: It’s raining.. I don’t have an umbrella.
B: It’s going to stop soon according to the forecast.
A: Really? Thank god!
こんな感じです。
日常の色々なシーンで使えそうですね。
「あなたのおかげ」を表す ’thank’
‘thank’ は「感謝する」を表す動詞ですが、「あなたのおかげ」を’thank’ を使って表現することができます。
ただし、”thank you.”では「ありがとう」になってしまい、「あなたのおかげ」は表現できないので、別の言い方をします。
’thank’ を使った「あなたのおかげ」は、
“thanks to you.”
と表現します。
例えばこんな使い方です。
A: I could finally meet with Mr. Sato, thanks to you.
B: I’m glad I could help.A: あなたのおかげでやっと佐藤さんに会えたよ。
B: 手助けできて嬉しいよ。
“thanks to her” であれば、もちろん「彼女のおかげで」と言う意味になります。
誰かのおかげで何かを達成できたり、目的を遂行できた時などに使いましょう。
また、この ”thanks to~” は、「ヒト」以外にも使うことができます。
(Climbing mountain)
A: Luckily we can continue to climb thanks to the great weather.
B: Let’s keep it up!(山登り中)
A: 良い天気のおかげで、幸運にも山登りを続行することができるよ!
B: 頑張ろう!※ Let’s keep it up! : 頑張ろう!
※ Keep it up! : 頑張って!
このように、「ヒト」以外のものに使うと「~のおかげで」と言う意味で使うことができます。
どうでしょう? 意外と便利な意味が ’thank’ にはあったんだ!と、思いませんか?
最後に、’thank’ を使ったこんな表現をご紹介します。
「お礼は後でいいよ」の ’thank’
最後の表現は、「お礼は後でいいよ」の’thank’です。
この表現は、冗談っぽく使われることが多いです。
例えば、相手に頼まれてもいないことをお勧めしたり、あげたりした後に「お礼は後でいいから!」と冗談っぽく言う感じです。
例文を見てみましょう。
A: Hey! Did you read the book on the perfect Yoga method that I recommended to you??
B: Haha no I didn’t. I told you I’m not interested.
A: Oh if you read it you would definitely be interested! You can thank me later!A: ねぇ!お勧めしてた、パーフェクトヨガメソッドに関する本読んだ??
B: はは、いや、読んでないよ。興味ないって言ったじゃん。
A: いやいやもし読めば絶対気に入るから!お礼は後でいいからさ!
こんな会話で使えます。
“thank me” で、「私にお礼する」なので、”You can thank me later.” と言うと「お礼は後でいいよ」の意味となります。
そもそも「お礼してね」と言うこと自体が図々しいですし、ちょっと上から目線で言っている感じがするので(そこが冗談のポイントなんですが)目上の人やクライアントなどには決して使わないようにしましょう。。笑
しかし、冗談の言い合える関係であれば、こんなジョークを交えれば和やかに会話が弾むはずですよ!
如何でしたでしょうか?
普段使い慣れて入る’thank’にも、”thank you” 以外の多くの意味が隠されて入ることがわかりましたね。
こんな表現を何気なく英語の日常会話に入れることができれば、日本人によくある「教科書通りの型通りの英語」からはオサラバできそうです!
では、「教科書通りの型通りの英語」から抜け出すには?
それには、やはりネイティブと会話の機会をどんどん作って行くことです。
ネイティブとの自然な会話には、日常で多く使える便利で自然な表現がたくさん散りばめられています。
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このブログを書いているmioです!
成人を過ぎてから英語を始めても、「話せるように」なりました。
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