こんにちは!
「話せる英語を身につけるブログ」のmioです。
このブログのタイトルには、「話せる英語」と入っています。
何故このようなタイトルをつけたかというと、理由は二つあります。
一つ目の理由は、私は英語は「話せて」こそだと思っているからです。
二つ目の理由は、わざわざ「話せる」というワードをつけなければ、日本人はすぐ机に向かって教科書を開いてしまうからです。
多くの日本人は、
「英語の勉強=机向かって黙々と」
が強烈に脳裏にこびりついています。
かつての私mioも、その姿こそ正しく、美しいのだと思っていました。
これは日本の教育現場が「教科書と先生の講義」を主体にして進められ、その文化を小さな頃から植え付けられているからです。
これでは、中高と最低6年英語を学んだところで、英語は当然「話せる」ようにはならないんです。
では、そんな日本人には結局「英語は話せるようにはならない」のでしょうか?
今日はそんな話をしていきたいと思います。
結論から先に言ってしまうと、日本人でも英語は話せるようになります。
よく言われる「ペラペラ」も、不可能ではありません。
何故そう言い切れるのでしょうか?
それは私が成人になってから英語を勉強し始め、いわゆる「ペラペラ」を実現したからです。
mioの英語はこちらから↓↓↓
しかしそうなるには、日本人が何故英語が話せないと言われているのかを正しく理解し、原因を克服しなければいけません。
このブログを読み、早速原因と克服方法を学んでいきましょう。
「日本人には英語が話せない」を、終わりにするんです。
日本人の英語レベルは実は超高い
まず、一つクリアにしておきたいのは、「会話力」以外の日本人の英語のレベルは極めて高いと言うことです。
何故そう言い切れるのかと言うと、これは私の実体験に基づいています。
私は21歳のときにイギリスに9ヶ月間語学留学しましたが、現地の語学学校に通い、初めて
「日本人以外の非ネイティブの英語」
に触れました。
日本人以外の非ネイティブとは、サウジアラビア、中国、ロシア、韓国などの国々の学生です。
その体験は、衝撃的なものでした。
彼らは本当に文法の知識が乏しいのです。
(現地の大学ではなく、語学学校なので、各国の一般的な英語レベルに近い学生たちだったと思います。)
その語学学校ではレベル別にクラスを分けていて、最初に実力テストを受けたのですが、日本人の全員(私を除いた5名ほど)が、一番上のクラスに配属されました。
そしてその一番上のクラスは、ほぼ日本人が8割、数名の外国人という構成でした。(全体の日本人の割合は3割程度でした)
つまりその時点で、その環境にいた日本人の平均的な英語力が他国の生徒の群を抜いていると言うことは明らかだったんです。
しかも、選りすぐられた学生ではありません。
日本各地からランダムに集まった学生です。
私はと言うと、恥ずかしながら一番下のクラスに配属されて一人で泣いたわけなんですが(笑)、その一番下のクラスでは明らかに英文法の知識はトップでした(張り合っているわけではありません笑)。
(一番下に配属されてから、勉強しまくって一番上のクラスに這い上がったエピソードはプロフィールで詳しく話しています。)
中国人のクラスメートには、
「mioはなんでそんなに文法を知っているの?すごすぎる」
と驚かれましたが、逆に私はそう言われた事に驚きました。
当時の私がかろうじて知っていた義務教育で習う簡単な文法程度で「すごい」と言われるほど、他国の生徒には英文法の知識がなかったんです。
しかし、もっと不思議なことが起きました。
英文法の問題を全然解けない中国人やロシア人は、私や他の優等生日本人よりも
遥かに英語がペラペラ(に聞こえた)
だったんです。
私は最初、どう言うことなのか、理解できませんでした。
「それだけ話せるなら文法問題もわかるのでは?」
と思ったのですが、彼らはテストや文法問題となると途端に成績が悪いのです。
これは、世界数カ国の英語教育と日本の英語教育が、「完全に真逆」を行っているからなのでは、と思いました。
会話ができるけど文法ができない他国生
文法はできるけど会話ができない日本人生
この構図はかなりはっきりしており、おそらく世界中のどの語学学校を覗いてみても同じ光景が見えるんだろうと思います。
つまり、ここまで書けば分かりきっていることですが、日本人が苦手なのは「会話」だけです。
それ以外は実はレベルが超高いんです。
苦手の原因を数値化してみよう
ここからは、そんな「英語力が超高い」日本人が英語を「話せない理由」を考えてみましょう。
「日本人は英語が話せない」
と言っても、先に述べたように、本当は日本人は英語が苦手じゃありません。
では何が原因で日本人は英語が話せないのか、数値にしてみましょう。
(すみませんがmioの独自の目線で数値化しています。根拠はmioの経験です。)
これを見て明らかなように、グラフの大部分を閉める「青系」の要因は、
精神的なもの
と
圧倒的な練習不足
です。
「勉強不足」
ではありませんよ。
「練習不足」
です。
詳しくはこちらも参考に:【話せるようになる唯一の方法】英語は「勉強」より「練習」すべし
これらは、
「気持ちとやる気」
で克服するものですよね。
そう考えると、ほとんどの原因は、日本人の「能力」や「学力」の問題ではなさそうです。
ではまず、「精神的な問題」を克服する考え方についてお話しします。
精神的問題の克服:国際人の自分を育てる
では、グラフにあった「精神的問題」である、
「自信がない」
「目立つのが怖い」
「恥ずかいしい」
についてアプローチしていきましょう。
日本で育ってきたと言うことは、
「他人との調和を大切にして生きてきた」
と言うことです。
日本人は他人と共存することを大切にする民族のため、「自分が自分が」と、調和を崩してまで前にガシガシ出ていくことをしません。
ちなみにこのブログは、そんな日本人が古くから持っている美徳を否定するものではありません。
現に私mioは、そんな謙虚で調和を大事にする自分の国の国民性が大好きです。
しかし、英語を「話せる」ようになりたいのなら、「日本人としての自分」以外にも
「国際人としての自分」
を、育てましょう。
日本以外の多くの国、特に英語圏では、
「自分を主張すること」
は当然のスキルとして、多くの人が子供の頃から身につけています。
このブログでは、この性格を持った人物を「国際人」と名付けます。
この「国際人のスキル」は、英語を話すための基礎中の基礎です。
先の中国人やロシア人の学生の話からもわかるように、文法や単語の知識が不十分でも、「国際人のスキル」があれば、ある程度英語を話すことができるのです。
日本人が特別意識しなければいけないのは、
「日本人としての自分」
と
「国際人としての自分」
の違いに気づき、使い分ける、もしくはその両方を
共存させる
ことです。
このブログを読んでいる方の中には、
「mioは英語が話せるから簡単に言うけど、私には難しいんだぞ!」
と、思われる方もいるかもしれません。
しかし、私もかつてはあなたと同じ「英語が話せない普通の日本人」だったんですよ。
なので、
「日本人の自分」だけでは世界で通用しない
と言うことを痛感した苦い経験があります。
その時私が学んだことは、
「自ら主張していかなければ、話す機会すら与えられない」
のが海外生活の現実だと言うことです。
話す機会がなければ、当然いつまでたっても英語は上達しません。
今日も、昨日と同じ自分がいるだけです。
そこで私は、日本人である自分を100%殺すことはせず(と言うかできず)、
日本人の他に「国際人である自分」を育てることにしました。
最初は、軽く二重人格を作るくらいの気持ちで取り組みました。
自分は日本人であり、国際人でもある。
と言う考えを持てれば、「話せる英語」上達の第一歩です。
練習量の問題の克服:勉強より練習せよ
続いて、練習量の問題についてです。
この問題については、先ほども載せた別投稿でかなり詳しく話しているので、詳しくはそちらを読んでみてください↓↓↓
この投稿の内容をかいつまんで話すと、英語を「話せる」ようになるために必要なのは、
勉強3割 練習7割
です。
机に向かう勉強よりも、実際に英語を話すと言う「練習」を多く行う必要があるんです。
英語は(少なくとも「話す」ための英語は)、「国語」や「数学」と並ぶ「学問」ではなく、
「サッカー」や「ピアノ」と並ぶもので、上達には日々の「練習」が不可欠なのです。
是非、詳しくは【話せるようになる唯一の方法】英語は「勉強」より「練習」すべしを読んでみて下さい。
また、ここでもやはり「国際人としての自分」が大活躍します。
自分の話す機会をどんどん探り、練習を積み重ねましょう。
如何でしたでしょうか?
日本人は本当は英語の基礎能力が高いこと、そして大半の原因は「気持ちとやる気」で克服できそうなことがわかりましたね。
これから英語を話す機会があれば、是非このブログのことを思い出してみて下さい。
このブログを書いているmioです!
成人を過ぎてから英語を始めても、「話せるように」なりました。
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