こんにちは!
「話せる英語を身につけるブログ」のmioです。
今日の記事では、”You want to~”の表現についてお話ししていきたいと思います。
日本語訳は、「あなたは~したい。」ですね。
普通に考えて、「あなたは~したい。」って、日常で使い道があると思いますか?
と、感じる人がほとんどだと思います。
しかし、英語でこの ”You want to~” は、かなりの頻度で日常会話に出てくる頻出表現なんです。
日本語訳だと、ヘンテコな文章なのに、英語だとそれが普通・・・。
何故こんなことが起きてしまうのか・・・。
と、忠実に訳していくと、どうしても「話せる英語」学習は積みます。
何故なら、英語には日本語にない表現がたくさんあるからです。
今回の”You want to~”も、そのうちの一つです。
しかしそんな表現こそ実はとても自然で、マスターすればネイティブの英語に近づけるんです。
今日の投稿で、”You want to~”を使った自然な表現を学びましょう!
“You want to ~”の自然な日本語訳は?
まず、「”You want to~” を自然な日本語に訳すとどうなるの?」と言う疑問が浮かぶ人もいると思うのですが、そういう人は
という考え方自体を改めた方がいいかもしれません。
この考え方をしていると、”You want to 〜”の日本語訳が「あなたは〜したい。」になってしまい、使い道がわからなくなってしまいます。
「日本語だとこの表現に該当する」と言うパズル式の考え方に固執していると、なかなか英会話の中級~上級は目指せません。
日本語訳できないものは、英語でどの様な使われ方をするのかだけに注力しましょう。
前置きが長くなりましたが、この先はこのことを頭の片隅に置いて読んでいってくださいね!
“You want to~”の使い方
それでは、具体的に ”You want to~” をどの様に使うのか見ていきましょう。
“You want to~”が基本の形ですが、多くの場合これに’might’をつけたり、’don’t’ をつけて否定形にしたりします。
では、それぞれの表現がどの様に使われるのか見ていきましょう。
You might wanna ~
まず、”You might wanna~”から学んでいきます。
‘want to~’は、’wanna~’に省略されることが多いので、省略形の使い方にも慣れていきましょう。
直訳は「あなたは〜したいかもしれない」ですが、これは、控えめな提案を表します。
どう言うことでしょうか?
例文を見ていきましょう。
A: You might wanna take an umbrella. It looks like it’s gonna rain.
B: Oh thank you. I’ll take one.A: 傘持ってった方がいいかも。雨降りそうだよ。
B: ありがとう。持っていくよ。
こちらの例文では、”You might wanna take an umbrella.” と、
「あなたは傘を持っていきたいかもしれない」
と言っていますが、文脈を考えるとここでの ”You might wanna~” は、提案を表していますね。
また、’might’をつけることで、控えめな提案のニュアンスが加わっています。
A: You might wanna think carefully. You can’t make the same mistake.
B: Yeah I will. Thanks for the advice.A: 慎重になった方がいいかもね。同じ失敗はできないでしょ。
B: そうだね。アドバイスありがとう。
こちらも、「~した方がいいよ」と言う提案を表していますね。
直訳だと
「あたなは慎重に考えたいかもしれない」
と言う、ヘンテコな文章になってしまいますが、「提案」の意味で使うととても自然な表現になります。
A: This book on English grammar is really helpful. You might wanna take a look.
B: Actually I have that book.A: この英文法に関する本、すごく役に立つよ。見てみて。
B: 実はそれ持ってるんだよね。
こちらはどうでしょうか。
「あなたは見たいかもしれない」と言う直訳ではなく、「(役に立つから)見てみて。」と考えると自然ですね。
You don’t wanna ~
続いては、否定形の “You don’t wanna~”です。
直訳は「あなたは~したくない。」ですが、実際どの様に使われ、どんな解釈をすれば自然なのでしょうか。
これも、「~しない方がいい」と言う否定的に提案する意味に近くなります。
例文を見て理解を深めましょう。
A: I’m actually thinking about moving into a new apartment in Layton.
B: Oh believe me, you don’t wanna do that…
A: Why?
B: I’ve lived there before and it wasn’t the safest place to live…A: 実はLaytonのアパートに引っ越そうかと思ってるんだ。
B: うわぁ、信じて。辞めた方がいいよ…。
A: 何で?
B: 前住んでたことあるけど、住むには安全ではないよ…。
こちらは、「あなたはそれをしたくない」と言っていますが、実際の自然な解釈は「辞めた方がいい」「オススメしない」などが適切です。
A: Hey, I heard that Jorge and Eric had a big argument this morning. What happened?
B: Oh you don’t wanna know. It was awful.A: ねぇ、今朝JorgeとEricがすごい口論になったんだって?何があったの?
B: あぁ、聞かない方がいいよ。あれは酷かった…。
こちらも否定的に提案していますね。
「あなたはそれについて聞きたくない」
と、日本語的に考えると
「え、私の意思を勝手に決められた・・・?」
の様に感じてしまいそうな文章ですが、実は英語では至って自然な表現です。
「~しない方がいい」と否定的に提案する場合には便利なので、使ってみましょう。
如何でしたでしょうか?
日本語で考えると変な文章でも、英語では色々な表現が出来ることがわかりましたね。
日本語訳に固執しすぎず、柔軟な頭で表現する訓練をして見ましょう。
このブログを書いているmioです!
成人を過ぎてから英語を始めても、「話せるように」なりました。
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