こんにちは!
「話せる英語を身につけるブログ」のmioです。
このブログでは、「副詞」についての投稿がいくつかあります。
その中でも、
【初心者副詞はこれだけ】Definitely, Absolutely, Exactly, Obviously を使いこなす
は、現時点(2019/6/17)で100以上ある記事の中でも、2019年で二番目に最も読まれている記事です。
(2019年一番読まれている記事はこちら:えっそんな意味があったの?dealの意外な使い方)
TOEIC400点から英語の勉強を始め、今ではネイティブとほとんど不自由なく英語を話せるようになった私mioは
「副詞信者」
です。
mioの英語はこちら↓↓↓
私、副詞が大好きなんです!
はっきり言って、副詞をマスターしたりスピーキングに取り入れることを後回しにしている方は、とってももったいないことをしています。
何故でしょうか?
先に理由を言ってしまうと、主な理由は以下です。
- 一語付け加えるだけで一気に表現に深みが出る
- 多くの場合形容詞に ’-ly’ をつけるだけで完成するから、新たに覚える必要が少ない
- 意味はあまり変わらないけど付け加えるだけでネイティブっぽく聞こえる副詞がある
副詞は、使わなくても文章の意味自体は通ってしまいます。
だからこそ、副詞をスピーキングに取り入れることを後回しにしてしまう人が多いんです。
特に初心者~中級者さんは、
「私にはまだ早い。それより先に覚えるべきものがある。」
と思いがちです。
しかし、私は初心者や中級者さんにこそ、副詞は早い段階でスピーキングに取り入れることをお勧めします。
今日の投稿で、その訳がわかるはずです。
では、それぞれの理由を詳しく読んでいきましょう!
一語付け加えるだけで一気に表現に深みが出る
副詞を一語付け加えるだけで、シンプルな英文も一気に表現力が増します。
その訳を知る前に、まず「副詞」とは、文の中でどんな役割をしているのかを改めて考えてみましょう。
以下、web検索結果からの一部抜粋です。
副詞:
品詞の一つ。おもに動詞,形容詞,副詞を修飾して,それらの意味に様態や程度などのうえでの制限を加える働きをもつ。
出典:コトバンク
つまりどういうことかと言うと、程度を強調したりする役割を持っているんですね。
日本語で考えると、「めっちゃ」とか「本当に」などが副詞です。
「修飾」、つまり「文章に飾りつけする」役割をするんです。
文章を「飾る」ことができる・・・
このスキル、使わない手はありません。
例えば、こんな英文を思い浮かべてみて下さい。
“The party was fun.”
「そのパーティーは楽しかった。」
“I was sad.”
「悲しかった」
初心者~中級者のレベルの方は、こんなシンプルな英文を話すことが多いですね。
なんとなく、
「なんかあまりに簡単な文すぎて、子供が話す英語みたいだな・・・」
「もう少し洗練された文章を話したいな・・・」
「でもこれ以外に表現方法も単語も知らないし・・・」
と、思うこともあるのではないでしょうか。
そんな時なんです。
副詞が活躍するのは!!!
このシンプルな文章を、以下のように変えてみましょう。
“The party was absolutely fun.”
「そのパーティーは本当に楽しかった。」
“I was truly sad.”
「私は心底悲しかった。」
どうでしょうか?
なんだか一気に英語が洗練されたような感じがしませんか?
では次に、音声でも聞いてみましょう。
スピーキングにしてみても、こんなに違います。
【The party was fun】の場合
【The party was absolutely fun】の場合
【I was sad】の場合
【I was truly sad】の場合
如何でしょうか。
話してみると、その印象が全く違いますね。
副詞を使った方が、なんだかすごくネイティブっぽく聞こえます。
しかも、元の文章を全く変えずに、たったの一語、副詞を加えただけで、こうも印象が違うのです。
この副詞を利用しない手はありません。
文法や単語が不十分な初心者や中級者こそ、副詞で差をつけるのです!
形容詞に ‘-ly’ をつけるだけで副詞の完成
「単語や文法が不十分な初心者~中級者こそ副詞を学ぶべきって言うけど、副詞だって一から覚えなきゃいけないんじゃないの?」
こんな風に思う人もいるかもしれません。
しかし、その必要がないことこそが、副詞の最も良いところです。
つまり、新たに副詞を覚える必要がないんです。
副詞は、ほとんどの場合、
「形容詞に ‘-ly’ をつけるだけ」
で、完成します。
いくつかの頻出副詞を見てみましょう。
- real + ly → really「本当に」
- true + ly → truly「真に」「本当に」
- happy + ly → happily「幸せに」
- easy + ly → easily「簡単に」
- sad + ly → sadly「悲しいことに」
- great + ly → greatly「すごく」「大いに」
- definite + ly → definitely「絶対に」「必ず」
- absolute + ly → absolutely「絶対に」「確実に」
- exact + ly → exactly「まさに」
このように、私たちが知っている多くの形容詞は、’-ly’をつけることで「副詞」に生まれ変わります。
新たに副詞を覚える必要はありません。
今知っている形容詞に ‘-ly’ をつけるだけでも、出来上がる副詞の数は無限です。(上記の副詞は、ほんの、ほーんの一例です)
どうです?
オイシイですよね?
意味は変えずに、付け加えるだけでネイティブ感が出る
初心者~中級者さんは、
「とは言っても、どの副詞から使い始めれば良いかわからない・・・」
「使い慣れていないので、変に使って誤解を招くような英文にならないか心配・・・」
と、思う方もいるでしょう。
そんなあなたには、
「意味はほとんど変えずに、付け加えるだけでネイティブ感が出る副詞」
をお勧めします。
結論から言うと、初心者~中級者にお勧めな副詞は以下の3つです。
- Actually
- Basically
- Totally
これらの副詞は、割とどんな文章につけても大きな誤解が生まれず、初心者~中級者さんにはお勧めの副詞です。
こちらの使い方については、
初心者でも使いやすい基本副詞 Actually, Basically, Totally で英語をレベルアップ
の投稿で詳しく話しているので、是非そちらの方をご参考にしてみて下さい。
副詞の使い方、発音、スピーキングのコツを学びたい方は、mioの動画コースも参考に↓↓↓
上級副詞はどんなもの?
では最後に、初級~中級の皆さんが目指すべき「上級副詞」にはどんなものがあるのか、普段mioもよく使う副詞を少し見てみましょう。(ほんの一部だけですが)
これらの副詞を使いこなせると、日本人の英語レベルとしてはかなり高いものに近づいていると言えます。
- extremely 「極端に」
- barely 「なかなか〜ない」「ほとんど〜ない」
- specifically 「明確に」
- especially 「特に」
- honestly 「正直にいうと」
- relatively 「比較的」
- surely 「確かに」
- simultaneously 「同時に」
- mutually 「相互に」
などなど、たくさんあります。
是非、先ほど出てきた初級〜中級の副詞に慣れてきたら上級副詞も使ってみましょう!
如何でしたでしょうか?
改めて覚える時間を取らなくても、今日からでも使えそうな副詞をたくさん学べましたね。
是非スピーキングに取り入れることで、一段階上のレベルの英語を目指しましょう。
このブログを書いているmioです!
成人を過ぎてから英語を始めても、「話せるように」なりました。
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