こんにちは!
「話せる英語を身につけるブログ」のmioです。
今日の投稿では、日本人が発音を間違えて使ってしまっている単語についてお話していきます。
日本語はとてもユニークな言語で、長い歴史の中で多くの外来語を柔軟に取り込んできました。
そしてそれらの外来語は、「カタカナ」として、わかりやすく、そして親しみやすい形で私たちの生活に溶け込んでいます。
外来語の中でも特によく使われているのは、やはり英語から来ている言葉ですよね。
カタカナを使わないで日本語の日常会話をこなすのは、かなり難しいのでは?と思うほど、私たちの日常には必要不可欠です。
では、あなたがいつも使っているカタカナ。
それらはネイティブに通用するのでしょうか?
実は、多くのカタカナ英語が、日本で誤った発音で使用され、ネイティブには通じないことがあるのです。
このブログのテーマでもある、「話せる」英語を身につけるためには、ネイティブに通じる発音を身につけ、正しくスピーキングすることが重要ですよね。
今日の投稿では、日本では当然のように使われているけど、ネイティブには通じないカタカナ英語をご紹介します。
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「アプリ」
スマホが生活に欠かせないこの時代、「アプリ」の話をすることも多いですよね。
この「アプリ」はapplicationと言う英語から来ているカタカナ言葉ですが、元は英語なのにも関わらず、ネイティブには通じません。
「じゃあ、”アプリケーション”で通じるんじゃないの?」
もちろん「アプリケーション」でも通じますが、日本語でも「アプリケーション」と言わずに「アプリ」と省略して言うように、英語にも省略した言い方があります。
ネイティブはアプリを何と発音するのでしょうか?
実は「アプリ」は’app’と表記し、発音は「アップ」です。
“I have the same app on my phone.”
「私も同じアプリを携帯に持っている。」
“How did you download that app?”
「そのアプリどうやってダウンロードしたの?」
こんな感じで使います。
カタカナだからといって、「アプリ」と発音しないように気をつけましょう!
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「サラダ」
「サラダ」が外来語だと意識して使っている人はいないのでは?というくらい、日本語に溶け込んでいる言葉ですよね。
しかし、実はカタカナの「サラダ」は、ネイティブには通じません。
英語の表記は ’salad’ ですね。
「サラ」まではいいですが、「ダ」はどこにも入っていないのがわかりますか?
あるのは’d’だけで、’da’ではありません。
これは、日本語特有の、「全ての音に母音をつける」という特徴のために、多くの日本人が誤解して発音してしまっているポイントです。
この発音のコツについては、【初心者必見】英語の発音が上達する3つのコツでも詳しく話していますのでそちらもご参考に。
‘salad’は、スペル通り「サラd」と発音しましょう。
「なにそれ?どうやって発音するの???」と思った方は、【初心者必見】英語の発音が上達する3つのコツを是非読んでみてください。
「オーブン」
続いての単語は、「オーブン」です。
オーブン付きのキッチンや、オーブン機能付きの電子レンジなどの普及もあり、日本人の生活にも馴染みがありますよね。
英語では’oven’です。
「これがオーブンじゃなかったら、何なの??」と、思うかもしれません。
が、これも実はネイティブの発音とは異なるのです。
ネイティブは、「オヴェン」と発音します。
日本人の苦手な ’v’ の発音のこともありますが、それ以上に、「オ」の音を伸ばしていないことがポイントです。
‘oven’は、「オーヴェン」ではなく、「オヴェン」です。
何故カタカナでは「オ」が伸びる発音になってしまったのかはわかりませんが、「オ」を伸ばして発音することは、ネイティブからしたら「水」を「みーず」と発音するくらい不自然なので、’oven’を使う際は気をつけましょう!
「キャベツ」
この野菜の発音は、私mioは本当に苦戦しました。
イギリスのスーパーでキャベツはどこかと尋ねても、「キャベツ」が全く通じずに悔しい思いをしました。
「キャベツ」のスペルは’cabbage’です。
「ツ」は、どこにも入っていません。
’cabbage’は、「キャベジ」と発音しましょう。
複数系の時は、「キャベジーズ」です。
何故、本来「ジ」の音が「ツ」に変わってしまったのかは私にはわかりませんが、日本ではあまりに「キャベツ」と言う単語が浸透してしまっているので、発音が誤っているとは夢にも思いませんでした。
食べ物や飲み物に関係する発音の間違いは、結構あります。
ではの単語も見ていきましょう。
こちらも結構間違えて発音する日本人が多いです。
「アルコール」
ネイティブの友達や同僚ができると、お酒を飲んだりしてコミュニケーションをとる機会が増えそうですが、日本でもよく使う「アルコール」は、本来の英語の発音とは異なります。
スペルでは’alcohol’で、「アルコホール」が正しい発音です。
スペルの中にも、ちゃんと’hol’「ホール」が入っていますよね。
‘alcohol’を使った会話は頻出だと思うので、例文も見てみましょう。
“Drinking alcohol could be one way of getting away from stress”
「アルコールを飲むことはストレスから逃れるための一つの方法になり得る。」
“When I’m eating I don’t drink alcohol.”
「食事中はアルコールは飲まない。」
ちなみに、チョコレートや飲み物を指して「これってお酒入ってる?」と聞く時は
“Is this alcoholic?”
と聞きます。
‘~holic’と聞くと、「~中毒」と結びつけがちですが、’alcoholic’と言う単語には「アルコール中毒」以外に「アルコールの入った」と言う意味があります。
もちろん、発音は「アルコーリック」ではなく「アルコホリック」です。
「カオス」
「カオス」が、英語だったと言うことを知らなかった人も多いかもしれませんが、実は「カオス」はもともと「無秩序」「大混乱」と言う意味の英単語なのです。
日本語でも「あの飲み会はカオスだった」のような感じで、よく日常会話に登場しますよね。
英語では’chaos’と表記し、発音は「ケィオス」です。
意外な発音ですが、「カオス」ではネイティブに通じませんので、注意しましょう。
また、使い方にも少し注意が必要です。
“That party was chaos.”
「そのパーティーはカオスになった。」
と、このように不可算名詞で使う方法もありますが、
“That party was chaotic.”
「そのパーティーはカオスだった。」
このように、形容詞として使うことの方が多い単語です。
ちなみに形容詞の’chaotic’は「ケィオティック」と発音しましょう。
如何でしたでしょうか?
日本で生活していると自然に使っているカタカナ英語ですが、何故かネイティブの使い方や発音とは異なるケースは本当によく存在します。
海外ドラマなどを注意深くみていると、意外な使い方の単語をたくさん聞けるかもしれませんが、やはり一番よく覚える方法は、ネイティブとたくさん会話をして、会話の中で指摘してもらうことです。
日本でどうやって英語を話せばいいんだろう?と言う方には、英会話カフェLanCulなどの英会話カフェのサービスがオススメです。
LanCulは、レッスンというよりもカフェでの会話形式で英語を学べるため、自然な表現やリズム感が身につきやすいのが特徴です。
私mioもそのようにネイティブとコーヒーを飲みながら雑談する事で、ネイティブ英語の表現や発音を身につけてきました。
「都内に住んでいないのでLanCulに通えない…」
という方は、オンラインでどこでも英会話が学べるネイティブキャンプを使ってみましょう。
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なるべくお金をかけずに英語を話したい…という方は、日本で英語を話す機会はどうやって作る?を参考に。
正しい英語を身につけ、スピーキングを向上させましょう!
この「話せる英語を身につけるブログ」でも、多くの英単語について、日本人の誤解を解説した記事をたくさん書いてありますので、是非参考にしてみてくださいね。
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