「私の家」は”my house”じゃない??

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こんにちは!

「話せる英語を身につけるブログ」mioです。

「私の家によっていく?」

なんて、友達との会話で話すこと、ありませんか?

こんな風に自然な会話を英語でしてみたいものですよね。

ところで、「私の家」は、英語でなんと言うでしょうか?

今、“my house” とか、“my home” などと言うフレーズが浮かんだ人は多いと思います。

しかし、この “my house” や“my home” は、間違えではなくても、ネイティブが使う自然な英語とは異なります。

「正しい英語」であることと「自然な英語」であることは違います。

英語で自然な会話をするには、教科書通りの表現ばかりではいけないケースもあるのです。

もしあなたが「話せる英語力」をつけたいのであれば、文法通りに話すことも大切ですが、「自然な英語」を身につけることはもっと大切です。

今回は、英語で「私の家」と言いたいときの自然な表現についてお話していきます!

こちらもオススメ:【初心者向け】英語で友達と自然に雑談したい!

正しい表現 vs 自然な表現

「正しい表現」「自然な表現」の違いは、日本語で考えてみれば良くわかります。

例えば、以下の文章を、友達と口頭で話していると想像してみてください。

  1. 「ここで靴を脱がなければいけない。」
  2. 「ここで靴を脱がないと。」

一つ目の文章は、文法的にはどこも間違えていない「正しい日本語」ですが、普段の私たちの日本語の会話により近いのは、二つ目の方ですよね。

「~しなければいけない」は、文法的に「正しい日本語」でも、普通の人は「~しないと」とか「~しなきゃ」などという風に話します。

日本語を学んでいる外国人は、1と2の、どちらの日本語を身につけるべきでしょうか?

少なくとも、「話せる」ようになることが目的なのであれば、誰もが「自然な話し方」を身に付けたいはずです。

これと同じ現象が、日本人が「正しい」と思って使っている “my house” でも起きているのです。

「そうは言ってもまずは基礎の正しい文法を身に付けたいんだけど・・・」

という方は、世界的ベストセラーの Grammar in Use を一通りやっておけば間違いありません↓↓↓

 

文法は初心者、という方は赤の基礎編から↓↓↓

 

この二冊を一通りやっておけば基礎の文法は問題ないので、安心して「自然な英語」の学習に入って行きましょう。

「私の家によっていく?」

では、冒頭でも触れた、友達とのカジュアルな会話の「私の家によっていく?」の文ですが、これを英文にしようと思ったら、あなたならどんな英文にしますか?

“Do you want to stop by my house?”

でしょうか?

これは、どこから見ても正しい英文です。

ところが、何も問題のない文章でも、ネイティブが本当に自然に話す英語とは少し異なります。

どこが違うのか?

それは、”my house”の部分です。

ネイティブは、こんな風に友達と自然に話している時、「私の家」を”my house”とは言わないことが多いです。

「じゃあ、my home?」

と、とっさに思った人もいると思いますが、そうではありません。

「私の家」は”my place”

正解は、”my place” です。

ネイティブは気の知れた友人や同僚とカジュアルに話しているとき、「私の家」を”my place”と表すことがあります。

直訳すると、「私の場所」ですね。

この「私の場所」で、「私の家」とカジュアルに表現しています。

英会話初心者からすると、

「『私の場所』で『私の家』???なんかちょっと変…」

と、思う人もいるかも知れませんが、”my place”で正真正銘「私の家」を表します。

そして、ネイティブの会話を聞いていると、この”my place”はかなり頻繁に使用されます。

では、どのように使うのでしょうか?

例文を見てみましょう。

A: Do you want to drop by my place after work?
B: That is a good idea.

A:仕事の後私の家に寄る?
B:それいいね。

 

A: I don’t have anywhere to stay tonight.
B: You can always come and stay at my place.

友人:今夜泊まる場所がないの。
あなた:いつでもうちに来て泊まっていいよ。

このような感じですね。

もちろんこのような状況の時、”my house”を使って間違えなのかというと、全く間違えではありません。

“my house”と表現しても問題ないです。

しかし、ネイティブのカジュアルな会話でより頻繁に使われるのは、圧倒的に”my place”です。

とはいえ、もし「私の家」という表現が、仮にテストの回答となるような場合は、”my place”ではなく”my house”と回答する方が適している場合が多いでしょう。

“my place”は、あくまでも自然でカジュアルな表現であるということも覚えておきましょう。

「誰々の家」

では、「誰々の家」を表現する時はどうでしょうか?

これも、「私の家」の時と同じルールを当てはめられます。

例えば「Rachealの家」であれば、”Racheal’s place” で表現できます。

“I’ll be late for the dinner because I’m dropping by Racheal’s place after class.”
「授業の後Rachealの家に寄るから夕飯に遅れるよ。」

こんな感じです。

つまり、誰の家なのかに関わらず、

“someone’s place”=「誰々の家」

が、基本のルールと言うことです。

“someone’s place” 省略形

“someone’s place” には、まだ続きがあります。

ネイティブのカジュアルな会話の中では、この “someone’s place” が更に省略されることがあります。

ネイティブは多くの表現を、出来るだけ省略する傾向にあります。

日本語でもそうですね。

「太郎の家」ではなく「太郎んち」と言ったりします。

「でも、”someone’s place” は二語しかないのに、ここからどうやって省略するの?」

と、思う方もいると思います。

その通りで、”someone’s place” を省略すると、一語しか残りません。

残る一語は、

“someone’s” です。

これまたとってもシンプルな表現ですが、“someone’s” で「誰々の家」を表します。

「Rachealの家」であれば、”Racheal’s” です。

しかし、「誰々」の部分に ‘my’ ‘your’ ‘his’ ‘her’ などの代名詞を使う時は、

“mine” “yours” “his” “hers” 

と、表現されます。

以下の例文を見てみましょう。

“I’ll stay at Racheal’s tonight.”
「今夜は Racheal の家に泊まる。」

“I need to go back to mine and get the PC.”
「家に帰ってPCを取りに行かなきゃ。」

“I left my bag at yours.”
「あなたの家に鞄を置いてきた。」

“Chris came from hers.”
「Chris は彼女の家から来た。」

 

 

如何でしたでしょうか?

もしあなたが、教科書で習った通りの「正しい英語」を身につけることよりも、ネイティブが本当に使う「自然な英語」を身に付けたいと思っているならば、この “someone’s place” のような、日本の英語教育では習わなかった表現を意識して学び、「自然な英語のボキャブラリー」をどんどん増やしていくことが大切です。

しかし、このような「自然な英語のボキャブラリー」は、残念ながら教科書には載ってはいませんし、英会話スクールなどでも教えてくれるケースは稀でしょう。

ではどうやって学べばいいのでしょうか?

唯一の方法は、ネイティブと実際に会話をする中で覚えることです。

それも、英会話スクールなどから学ぶのではなく、英会話カフェLanCulなどのサービスを利用するのがオススメです。

Lanculでは、まるでネイティブの友達とコーヒーを飲みながら雑談しているかのようなスタイルで英語を学ぶことができます。

教科書通りではない、自然な英語を身につけるには絶好の方法です。

こういったサービスはどんどん使って行きましょう。

このまま、mioの「話せる英語習得」に関するコツやヒントを学びたい人は、是非>>このブログの無料購読をどうぞ。

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それでは、お疲れ様でした!

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