こんにちは!
「話せる英語を身につけるブログ」のmioです。
現在では公用語が英語の環境で毎日英語を使って外資系でバリバリ働く私mioですが、果たしてmioはどんな英語を話すのでしょうか?
こちらの動画を覗いて頂ければmioの英語を聞いていただけます↓↓↓
私はよくネイティブの方から、
mioの英語には日本語なまりがほとんどない!
と、言っていただきますが、では私の話す英語はネイティブ英語なのでしょうか?
いいえ、違います。
私の英語は決してネイティブではありません。
そもそも、数年英語に触れただけでは英語ネイティブになることなど、一部の天才を除けば不可能に限りなく近いです。
私の英語は、「国際英語」です。
こちらも参考に:帰国子女じゃなくてもネイティブにWhy is your English so good?と言わせる3つの方法
国際英語って?
国際英語をwikipediaで検索してみました。(国際英語を推奨する「国際英語論」についてがヒットしたのでそちらを載せています。)
国際英語論(こくさいえいごろん)とは、英米の英語を規範とするのではなく、まさに「世界の非英語話者による国際コミュニケーションのための新英語を確立」し、国際理解、国際協調、国際共生を図っていこうとする思想をさす
出典:wikipeda
つまり、イギリス、アメリカを初めとするネイティブ英語だけに拘らず、様々なバックグラウンドや国籍の非ネイティブの人々が使う英語を、
「国際コミュニケーション」
のための手段として受け入れよう、ということを言っていますね。
ハーバード・ビジネス・スクールの教育理念に基づき創刊されている Harvard Business Reviewの2012年5月の記事で、とっても興味深い数値が掲載されていました。
【記事一部抜粋 (日本語訳)】
“人間の歴史の中で最も早く広がっている言語である英語は、世界中で17.5億人に話されています。これはつまり私たちの4人に1人の割合です。そのうち、アメリカやオーストラリアなどのネイティブスピーカーは約3.85億人です。”
(リンク先は全編英語ですが、読みやすいので余力のある人は英語で記事を読んでみてくださいね。)
ということは、引き算すると英語を第二外国語として話している人の数は13.65億人です。
これは、英語を話す人の78%が非ネイティブスピーカーということです。
つまり、英語を話す人のうちほとんどはネイティブではないのです。
当然私もその78%のなかの一人です。
そして、世界で話されている英語は、多くがそれぞれの国で独自に発展していたり、その国独自の訛りがあります。日本人独自のカタカナっぽいなまりもその一つです。
世界中の人々の訛りについてはこちらも参考に:「日本人は英語が話せない」は嘘?
これだけ非ネイティブスピーカーが日々英語を使っているのに、なぜ完璧なネイティブ英語に拘らなければいけないのでしょうか。
私の職場は50%が外国人ですが、そのうち半分くらいは非ネイティブです。
ネイティブ英語の様な完璧な文法、単語の使い方、発音ではない人が半分くらいいますが、それが故に大きな誤解を招くことはほとんどなく、普通に意思疎通をこなし仕事をしています。
私たちにとっては英語は、「コミュニケショーンツール」であり、その完璧さをいちいち評価する暇があれば、一つでも多くの仕事を成し遂げるという気持ちで英語を使っています。
多くの日本人が思うより、世界の人は全然英語がうまくありません。(ネイティブ英語を基準とするならば、です。)
それでもいいのです。言語学者や通訳者にでもならない限り。
国際英語として外国人とコミュニケーションが取れれば、英語の目的は果たしているのです。
よく英会話教室やオンライン英会話サービスなどで英語を学ぶ際、あくまでもネイティブ講師と話すことに拘る人がいますが、晴れて英語を話せる様になった暁に、そのネイティブ英語を話す人は英語人口の22%しかいないのです。
高いお金を払って週に一度ネイティブと話すなら、非ネイティブの英会話講師さんと毎日国際英語を話した方が効果的だと私は思っています。
そんな、
「毎日、何時間でも国際英語を話せる環境」
を提供してくれるのが、流行りのオンライン英会話、ネイティブキャンプです。
上に貼った動画も、私mioがネイティブキャンプを受けている様子を撮ったものです。
国際英語を毎日話してアウトプットを訓練したい方は、是非覗いてみてくださいね。
詳しくはこちらも参考に:日本で英語を話す機会はどうやって作る?
国際英語のススメ
この「国際英語」の考え方は、これからの時代、特に日本人には本当に広く知ってもらいたい概念です。
もちろん、ネイティブ英語を参考に学習することは必要ですし、大事です。
正しい英語を話したい!
と、思って頑張る気持ちは素晴らしいですし、そうあるべきです。
しかし、ネイティブ英語に拘りすぎて他人の英語の文法間違いや発音のなまりを指摘したりするのはもちろんのこと、自身の英語に自信を喪失する必要はありません。
ネイティブ英語じゃなくたって、世界中の人たちと交流することは大いにできるからです。
大事なのは、英語を使って、誰とどんな世界を見るか、ではないでしょうか。
ゴールと手段を履き違えず、英語を話せる様になって世界中の人たちとコミュニケーションを取りましょう!
多くの日本人が自信を持って世界中で活躍する未来が訪れるといいなと思います。
このブログを書いているmioです!
成人を過ぎてから英語を始めても、「話せるように」なりました。
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